「ChatGPTに日報をまとめてもらったけれど、思っていた形にならない」。
ChatGPTは、頼み方(プロンプト)によって、出てくる文章がかなり変わります。
ここでは、日報や議事録のように、毎日や毎週くり返す文章を楽にするための、プロンプトの書き方をまとめました。
【「何のための文章か」を最初に書く】
ChatGPTは、こちらの事情を知りません。まず、次のことを最初に伝えるだけで、出てくる文章がぐっと使いやすくなります。
・誰が書く文章か(例:営業担当として)
・誰が読むか(例:上司が、毎朝まとめて読む)
・何に使うか(例:その日の動きと、困っていることを共有する)
読む人が分かると、ChatGPTは、長さや言葉づかいをそれに合わせてくれます。
毎回このように書くのが手間なら、最初に一度だけ書いて、同じ会話の中で続けて使う方法もあります。
【出してほしい「形」を見本で渡す】
いちばん効くのは、仕上がりの形を、見本として書いておくことです。
たとえば、日報なら次のように書きます。
例:
次の形でまとめてください。
■今日やったこと(箇条書き3つまで)
■明日やること(箇条書き3つまで)
■困っていること(なければ「なし」)
このように見出しと数を決めておくと、毎回同じ形で出てくるので、読む側も慣れて読みやすくなります。
「1項目は40字以内」のように長さも決めておくと、長すぎる日報になるのを防げます。
【材料はメモのままでよい】
ChatGPTに渡す材料は、きれいな文章でなくてかまいません。
例:「A社訪問、見積もり出した、来週返事。B社電話つながらず。午後は資料作り」
このようなメモでも、上の見本と組み合わせれば、整った日報にしてくれます。
議事録なら、会議中に書いたメモや、文字起こしした文章を貼り付けて、「決まったこと」「次にやること(担当と期限)」「保留になったこと」に分けてまとめるよう頼むと便利です。
なお、社外の人の名前や、外に出せない数字などは、伏せ字にしたり「A社」と置き換えたりしてから貼り付けると安心です。
できあがった文章は、そのまま出す前に一度読み直し、言いまわしを自分らしく整えると、読む人にも違和感なく伝わります。
【小さなコツ:「分からないことは書かない」と添える】
ChatGPTは、材料にないことを、もっともらしく書き足してしまうことがあります。
そこで、プロンプトの最後に次のひと言を添えてみてください。
「メモにないことは書き足さず、分からないところは『不明』としてください」
これだけで、書いていない予定や数字が入りこむのを防ぎやすくなります。
うまくいったプロンプトは、スマホのメモやパソコンの辞書登録に保存しておくと、次からは材料を貼るだけで使えます。毎日使う文章ほど、効果を感じやすい工夫です。
こうした作業のご相談は、こちらの出品で承っています。