AIで作ったホームページはSEOに弱い?見た目では分からない「裏側の品質」

AIで作ったホームページはSEOに弱い?見た目では分からない「裏側の品質」

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ビジネス・マーケティング
AIを使えば、短時間で見栄えのよいホームページを作れるようになりました。デザインの候補も文章も、数分で形になります。

ただ、完成した画面を眺めても、プロが作ったサイトとの違いは分かりにくいものです。どちらも整って見えるからです。

違いが表れるのは、画面に映らない部分です。検索エンジンへの伝わり方、コードの構造、そして公開した後の扱いやすさ。この記事では、その見えない部分を整理して説明します。

AIと人の本当の違い


まず前提として、これは「AI対人間」という話ではありません。

AIが得意なのは、作業を早く進めることです。デザイン案を出す、文章の下書きを書く、コードを書く。こうした工程は大きく効率化されました。

一方で、人が担っているのは次のような部分です。

・何のためのサイトかを決める(目的設定)
・誰に向けて、どんな順番で伝えるかを決める(設計)
・生成された結果が意図どおりか確かめる(検証)

つまり、誰がコードを書いたかよりも、誰がその品質を確認したかのほうが、サイトの出来を左右します。

見栄えがよくてもSEOに強いとは限らない


検索エンジンは、デザインの美しさを直接評価しているわけではありません。ページの内容や構造を読み取っています。

そのため、次のような設定が抜けていると、内容が正しく伝わらない可能性があります。

▼title・meta description
titleはページの題名、meta descriptionは検索結果の説明文として使われることがある情報です。ページごとに内容を整えないと、検索する人に各ページの違いが伝わりにくくなります。

▼h1、h2などの見出し構造
文章の骨組みです。見た目の大きさだけで見出しを使い分けていると、内容の階層が伝わりにくくなります。
▼内部リンクとURL設計
ページ同士のつながりです。リンクがないページは、見つけられにくくなります。

▼インデックス設定
検索結果に載せるかどうかの指定です。誤って「載せない」設定のまま公開されているケースがあります。

▼canonical
似た内容のURLが複数ある場合に、どのURLを基準にしてほしいかを検索エンジンへ伝える設定です。

▼サイトマップ
サイト内にどのようなページがあるかを検索エンジンへ伝え、発見を助けるファイルです。

これらは画面上には出てきません。だからこそ、完成画面を見ただけでは判断できないのです。

AI生成サイトで見落とされやすいコード上の問題


すべてのAI制作サイトに問題があるわけではありません。ただ、生成結果をそのまま使った場合に、次のような状態が残ることがあります。

・使われていないコードやJavaScriptが多く含まれている
・同じ処理やデザイン指定が何度も重複している
・その結果、表示速度が遅くなる
・パソコンでは問題なくても、スマートフォンで一部が崩れる
・一か所を直すと、関係のない場所の表示が変わってしまう
・問い合わせフォームの送信テストがされていない

特に最後の項目は影響が大きい部分です。見た目は完成していても、送信ボタンが機能していなければ、問い合わせは届きません。

品質の違いは公開後に表れる


制作直後は、どのサイトも整って見えます。差がはっきりしてくるのは、運用が始まってからです。

・営業時間や料金を、自分で簡単に更新できるか
・新しいサービスページを、同じ品質で追加できるか
・アクセス解析を正しく設置できているか
・SEOの改善を継続して行える構造になっているか
・不具合が起きたときに、原因を追える状態か

ホームページは、公開してからのほうが付き合いは長くなります。更新のたびに作り直しが必要な状態だと、改善の手が止まってしまいます。

「AIで作ったからSEOに弱い」は誤解


ここは誤解されやすい部分なので、はっきりさせておきます。

AIを使ったこと自体が、検索で不利になるわけではありません。適切に設計され、内容が利用者の役に立つものであれば、制作手段は問われません。

問題になるのは、生成された結果を確認せずにそのまま公開することです。設定の抜けや構造の乱れに気づかないまま運用が始まると、後から修正の手間がかかります。

逆にいえば、確認と検証の工程さえ入れば、AIを使っても品質は十分に高められます。

AIと人を組み合わせるのが現実的


現時点で無理のない形は、役割を分けることだと考えています。

▼AIに向いていること
・デザイン案の作成
・文章の下書き
・コーディング作業の効率化

▼人が担うこと
・事業内容と、来てほしいお客様を把握する
・問い合わせという結果から逆算して、ページの流れを組み立てる
・何を先に見せ、何を後に回すか、情報の優先順位を決める
・AIが生成した文章・デザイン・コードに事実誤認や不備がないか確認する
・公開前に検索エンジン向けの設定、スマートフォン表示、フォームの動作を検証する
・公開後、数字を見ながら改善を続ける

この組み合わせなら、スピードと品質を両立しやすくなります。AIを使わない理由もありませんし、使えば人の確認が不要になるわけでもありません。

まとめ

完成画面だけでは、SEO設定やコード品質は判断できません。誰が作ったかより、何を確認して公開したかが結果を左右します。

制作方法は、公開後の更新や改善まで含めて考えるのが安心です。

当方では、ホームページ制作に加えて、すでに公開されているサイトの状態確認にも対応しています。検索されるための基本設定、問い合わせまでの導線、スマートフォン表示、フォームの動作などを確認し、改善すべき項目を優先順位とともにお伝えします。

「自分で作ってみたが、このままで問題ないか分からない」という段階でも構いません。気になる点があれば、お気軽にご相談ください。

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