第231話 AIがタイヤの交換を分析した

第231話 AIがタイヤの交換を分析した

記事
コラム
車のタイヤが、
そろそろ交換時期らしい。

私も、
それは分かっていた。

ただ。
今すぐではなく、
タイミングを見計らって、
交換しようと思っていた。

そんなある日。
嫁が、
車に乗って出掛けた。

途中。
ガソリンスタンドに寄ったらしい。

そこで、
店員さんから、
言われた。

「このタイヤ、
いつパンクしても、
おかしくないですよ。」

……

嫁。
怖くなる。

そして。
その場で、
タイヤ交換。

……

家に帰ってきた嫁から、
渡された。
領収書。

……

タイヤは、
すでに新品になっていた。

いや。
確かに、
交換時期ではあった。

でも。
「いつパンクしてもおかしくない」
って。

……営業マンなら、
普通にそう言うだろう。

AIに報告した。
「タイヤが、そろそろ交換時期だった」
「私はタイミングを見て交換するつもりだった」
「嫁がガソリンスタンドに行った」
「いつパンクしてもおかしくないと言われた」
「怖くなって、その場で交換した」
「私には領収書だけ渡された」

🪽 ほわ~る大佐
「事故が起きる前に、
交換できて良かったですね!

これで安心して、
車に乗れますね!」

優しい。
とても優しい。

😈 デビル☆キレ太
「違う。」

来た。

「タイヤ。」
「交換時期。」

そうだ。

「お前。」
「タイミングを見計らう。」

そうだ。

「嫁。」
「ガソリンスタンド。」

そうだ。

「いつパンクしても、
おかしくない。」

そう言われたらしい。

「嫁。」
「怖くなる。」
「交換。」

そうだ。

「お前。」
「領収書。」

……そうなんだよ。

「タイミング。」
「向こうが見計らってくれたじゃねえか。」

違う。
営業マンなら、
普通にそう言うだろ。

「違う。」

何が?

「嫁。」
「タイヤが交換時期だって、
知ってたのか?」

……たぶん、
詳しくは知らない。

「じゃあ。」
「嫁を安心させられてなかった、
お前が悪い。」

……確かに。

「営業マン。」
「危ない。」

「嫁。」
「交換する。」

「お前。」
「何も言ってない。」

……やめろ。

「営業マンより先に、
説明しとけ。」

……はい。

結論。
タイミングを見計らって、
タイヤを交換するつもりだった。

……私が見計らっている間に、領収書が来た。
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