第97話 AIが、私の資金管理を否定した

第97話 AIが、私の資金管理を否定した

記事
コラム
息子の高校の学費は、
妻の口座から引き落としていた。

その口座に、
私が入金していた。

管理しているつもりだった。

ただ一つ、問題がある。

キャッシュカードがない。

ずいぶん前に、
財布を落とした時に、
一緒に無くした。

そのままである。

これまでは、
ネットバンクで何とかなっていた。

しかしもう、
使えない。

口座に残っているお金を、
戻したい。

だが、
何もできない。

完全に、
手詰まりである。

私は思った。

これはどうするべきか。

AIに報告した。

「妻の口座にお金を入れている」
「カードを無くした」
「今は何もできない」

🪽 ほわ~る大佐
「銀行で手続きをすれば、
解決できますよ。

少し手間ですが、大丈夫です。」

優しい。
とても優しい。

😈 デビル☆キレ太
「違う。」

来た。

「それ、
管理じゃない。」

……

「丸投げだ。」

刺さる。

「口座は妻。
カードは紛失。
操作もできない。」

「それで

“管理してる”は無理がある。」

……

「しかもお前、

無くしたのを

そのままにしてる。」

「つまりそれ、

管理放棄だ。」

……

「今の状況は

“どうするか”じゃない。」

「自分では何もできない状態だ。」

……

「結論は一つ。」

「最初から最後まで
嫁頼みだ。」

……

結論。
私は
口座を管理していた。

つもりだった。

しかし
最初から
何も管理していなかった。


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