急な豪雨で出先で困ったり浸水被害に遭った方々が少なくないと思う。また暑い日が増えてきたけれど無事でいらっしゃるでしょうか。先週はちょっと読みの規模や因果関係を盛りすぎてしまったかなと反省しております。
国家図に出た=全国規模、ではなかった
国家図が刺激されれば「日本国内の集合的な場に出る」とは読めても、必ずしも、
全国的な障害
巨大事故
国家機関が動く事件
になるとは限らない。
国内で起きた局地的事故や、ニュースになる行政対応として出る場合もある。今回は政治・行政の修正、責任問題、発言の混乱の方へ、国家図の象意が強く出た可能性がある。
つまり、災害・設備だけでなく、政治の指揮系統や制度運用の「壊れかけ」も火星―土星、水星逆行―火星の現れ方だったと考えられる。
別々の出来事を一本の物語にしすぎた
これは検証側の問題。
指定時間内に、
交通事故
住宅火災
土砂災害警戒情報
があったとしても、それぞれに因果関係はない。
さらに、26日午後の大雨、停電、鉄道運休を加えて、
水が地面を緩め、交通や電力を止めた
とまとめると、週全体の象意には合う。しかし「25日23時30分〜26日3時30分に始まる一連の障害」という予測が、そのまま実現したことにはならない。
同じ地域・同じ気象現象・同じ設備系統でつながっていないものは、連鎖として数えない方がいい。
星から事故性と時刻は拾えたが、その象意がどの分野へ、どの規模で出るかの優先順位を誤ったと言える。
中心予測は外れた
先に、最も大事なところから書いておく。
25日23時30分頃から26日3時30分頃に、社会的に目立つ交通網や電力、通信、工場設備の大規模な事故・停止は確認できなかった。
26日0時半頃には、阪神高速で乗用車がバイクへ追突する死亡事故が起きている。
「0時前後」「交通」「車両」「衝突」という点は重なった。
それでも、単独の交通事故を、国家図から読んだ大規模設備事故の的中とするのは無理がある。
土砂災害警戒情報や住宅火災も同じ。
指定時間帯に入った出来事を集めれば、それらしく見える。しかし、予測の中心に置いた「社会的に目立つ設備事故」ではなかった。痛ましいことには変わらないけれど。亡くなった方のご冥福をお祈りします。また、災害に遭われた方にお見舞い申し上げます。
20日〜22日の「水、地面、交通」
20日には、北海道で大雨による道路冠水、床下浸水、土砂崩れが発生。道央道では一時通行止めとなった。
ただし、週次予測を公開したのは21日午前1時57分。
20日の被害を、週次記事の的中に含めることはできない。
これは月初から公開していた「20日〜22日前後に注意」という予測の検証材料として扱うのが妥当だろう。
週次記事の公開後となる22日には、北海道で大雨による河川の増水が起き、JR函館線の一部区間が運転見合わせ。特急北斗や普通列車にも運休が出た。
予測していた「水、地面、道路、斜面」「交通規制や運休」とは重なっている。
ただし、これも19日から続いていた大雨の延長線上にある。
現象の種類は合っていたが、予測を出した時点ですでに原因は動き始めていた。評価は部分一致が妥当だと思う。
新潟では「水のあとに交通が止まる」が起きた
一方、24日から26日の新潟は、同じ地域、同じ気象現象でつながっている。
24日、新発田市や聖籠町付近で、1時間に約100ミリの猛烈な雨が降った。
25日夕方には、夜遅くから再び警報級の大雨になる恐れが報じられた。
26日には大雨の影響で、JR在来線の広い範囲が運転見合わせ。道路、高架下の道路、地下歩道、路線バス、空港リムジンバスにも影響が広がり、新潟市では約1600世帯が停電した。
ここだけを見れば、
「水や地盤の異常が先にあり、その後、交通や電気設備が止まる」
という流れは、かなり近い。
しかし、交通障害や停電が大きく広がったのは26日の午後。
予測で核心とした25日深夜から26日未明とは半日ほどずれている。
テーマと因果関係は合った。
時間帯は外れた。
したがって、ここは「水害と交通障害の連鎖は一致。核心時刻は不一致」と分けて考える必要がある。
最も強く出たのは政治と行政だった
政治については、予測した象意が比較的はっきり出た。
24日、副首都法案をめぐる与野党協議が難航し、国会の再延長も辞さない構えが報じられた。
さらに総理周辺からは、再延長するなら、一度断念した議員定数削減へ再び踏み込むという発言まで出た。
予測で書いた、
「一度決まったことが戻される」
「24日以降、政府や大きな組織が対応を迫られる」
に近い動きだった。
25日、副首都法案は野党側の要求を大筋で受け入れ、わずか2票差で成立。
ところが、その直後、維新の吉村代表が付帯決議と食い違う発言をし、野党から釘を刺された。
国会の混乱についても、政府与党内の連絡調整が極めてお粗末だったと批判されている。
言葉と合意内容が噛み合わない。
決まった直後に、説明のほころびが出る。
責任者と指揮系統が問われる。
この部分は、先週の予測の中で最も強く現実と重なった。
大きな投資の話は出たが、的中材料としては弱い
21日には、2040年度までに官民合わせて370兆円を超える投資を掲げた日本成長戦略が決定された。
予測に書いた、
「大きな予算、補助金、救済策、インフラ対策の話は膨らみやすい」
とは重なる。
日銀の金融政策をめぐる文言が何度も修正され、最終版には日銀の独立性を示す注釈も入った。
ただし、この修正問題は週次記事を公開する前から報じられていた。
そのため、「発表後に修正が入る」という予測が当たった例として数えるべきではない。
最終決定の時期と、大規模投資というテーマは重なった。
予測としての価値は限定的。
このくらいの評価がちょうどいい。
株価は、21日の振れは合ったが24日は外れた
21日の日経平均は3.26%上昇。
予測していた「21日前後は値幅が大きくなりやすい」は一致した。
24日は逆に2.73%下落し、一時は2000円を超える下げ幅となった。
こちらは「23日から24日は一時的に落ち着く」とした読みと逆。
ただし、半導体やAI関連が大きく下げる一方、鉄道株は上昇した。
「指数が崩れているのに、一部の分野だけが買われる」という偏りは出ている。
値幅と業種ごとの偏りは拾えた。
日ごとの方向と、24日の落ち着きは読めなかった。
株価は部分一致。
為替も、21日に動き、22日にいったん戻す流れはあった。
しかし、週を通して見れば円安方向は明確だった。
「方向を決め打ちしにくい」「往復運動」と書けば、上がっても下がっても当たりにできてしまう。
検証できる予測としては弱かった。
こちらも部分一致までにしておきたい。
今回の総合判定
当初は、指定した時間帯に交通事故や警戒情報が重なったため、週全体を「○」に近いと考えた。
しかし、出来事同士の因果関係と、予測した規模を改めて確認すると、その判定は甘かった。
今回の結果は、
・政治と行政 ○
・水害、地盤、交通 ○寄りの△
・最重要時間帯 △
・大規模設備事故 ×
・経済と暮らし △
・為替 △
・株価 △
週全体では「部分一致」。
総合判定は△とする。
水、地面、交通、停止という象意は現実に出た。
政治では、一度断念した話が戻り、合意後に説明の矛盾が表面化した。
それでも、記事の中心に据えた「25日深夜から26日未明の大規模設備事故」は起きていない。
周辺の象意がいくつ合っても、中心予測の外れを埋めることはできない。
星の読みは悪かったのか
象意の入口は、それほど悪くなかったと思う。
問題は出口。
正確な星の接触を見て、
「その時刻に象意が動きやすい」
ではなく、
「その時刻に大きな社会的事故が起きる」
と読んでしまった。
星同士の角度が正確であることと、出来事の規模が大きいことは同じではない。
今回は月という動きの速い星が引き金の中心だった。
本来なら、短時間の衝突、事故、緊急対応、言葉の対立を第一候補に置き、大規模なインフラ停止は第二候補にすべきだった。
規模を判断するには、遅い星の重なり、年運・月運・日運での反復、複数の国家図、地域との対応など、別の裏付けが必要になる。
今回の反省点を一文にするなら、
星から事故性と時刻は拾えたが、その象意がどの分野へ、どの規模で出るかの優先順位を誤った。
これになる。
次回から、的中条件を先に決める
今後は予測を出す段階で、
・時間帯
・分野
・規模
・的中と数える最低条件
を、できるだけ先に固定しておきたい。
例えば「大規模な設備停止」と書くなら、
・主要路線の長時間停止
・一定戸数以上の停電
・通信や工場設備の停止
・国や自治体による緊急発表
など、何が起きたら的中とするのかを決めておく。
単独の交通事故や住宅火災は、そこへ含めない。
占いは、解釈できる幅が広い。
だからこそ、後から現実を星へ寄せるのではなく、外れたものは外れたと記録する必要がある。
今回、象意の入口は悪くなかった。
出口で少し大きく描きすぎた。
このズレを次の予測へ反映させたい。
当たった、外れたで終わらせず、何を読み違えたのかまで追いかける。
それが、この「日本未来予測検証」でやりたいことでもある。
この検証姿勢を面白いと思ってもらえたら、スキやフォローをしてもらえると嬉しい。
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未来を決めつけるためではなく、次の一手を考える材料として使ってもらえたらと思う。