11人の賊軍
記事
コラム
2024年 11月7日 木曜日
1868年に勃発した
旧幕府軍と
新政府軍との
明治維新に深く関わる時代背景
旧幕府軍を『賊軍』
新政府軍を『官軍』と呼び分けて
お互いの陣取り合戦が
後の時代へと語り継がれる
時代の変わる節目となった戦。
大政奉還
新選組
るろうに剣心
戊辰戦争
江戸城無血開城
廃刀令
その他色々あるけれど
挙げればキリがないので
止めておきますけれど
今作は
天下分け目の闘いになったとされる
決定打となったとされる
(私も初めて知った)
東北の小藩
新発田(はった)藩
旧幕府軍の
奥羽越列藩同盟に加盟しており
本来であれば
新政府軍に逆らうべき処
時代を見据えた見識者の
汚い策略が渦巻き
いわゆる「賊軍」を
藩外に出した後に
「官軍」を迎え入れる為の
時間稼ぎ的な戦略を考案して
死刑を待つ咎人に
藩の要である『砦』を護らせる。
砦を守り抜けば
「無罪放免」として
その後の人生を約束されます。
でも、
実際には
用が済めば
全員を処分する手筈で
事が進められて行きます。
ネタバレですけれど
脱し切れたのは 二人だけ。
史実では
このような事実は無いかと思います。
けれども、
創作とは言え
迫力の伴った脚本で
ドキドキさせて頂きました。
あんな事なら
最初から
橋を落としておけば良かったのに・・。
でも
それでは
物語りには ならないかぁ・・。
クライマックスでは
主役の二人が
とんでもない事に なっちゃうけれど
一応の「プラス マイナス」は有って
天に向かって吐いたツバは
自分に帰って来るんですね。
よく出来た話です。
後味の悪い結末で
R指定作品です。
少々の残酷性が認められます。
勝てば官軍
負ければ賊軍の意味を
考えさせられる作品です。
「勝(ち残る)つ為ならば
何をやっても良いのか?」 と。
お薦めしても良い作品だと思います。