ある相談者さんから、こんなメッセージが届きました。
「鑑定書を、3回、読みました」
(少しぼかして書きます)
私は、画面を見つめたまま、しばらく、動けませんでした。
目次
1. 鑑定書、という、かたち
2. 1回目 ― その日のうちに、動けた
3. 2回目 ― 数日後に、開いてみた
4. 3回目 ― 一週間後の、夜
5. 書く側の、私が思うこと
1. 鑑定書、という、かたち
私の鑑定は、対面ではなくて、
文章にして、鑑定書としてお届けする形です。
(ココナラから、お申し込みいただけます)
「対面のほうが、深くないですか」
そう聞かれることが、あります。
でも・・・
書いて渡す形には、対面にはない、いいところがあるんです。
何度も、読み返せること。
1回目に読んで、次の一歩がわかる。
それでいて、時間をおいて読み返すと、また違うものが、見えてくる。
これは、その場で消えてしまう対面では、できないことなんですよね。
2. 1回目 ― その日のうちに、動けた
その相談者さんは、こう書いてくれました。
「1回目を読んで、まず、ホッとしました」
「自分が次に何をすればいいか、はっきり書いてあって、
その日のうちに、ひとつ、動けました」
これは、私が鑑定書で、いちばん大事にしていることです。
読み終わったあとに、
「じゃあ、まず、これをやってみよう」と思えること。
迷っているひとに必要なのは、立派な言葉じゃなくて、
次の一歩だと思うから。
だから、わかりにくい鑑定書は、書かないようにしています。
(占いにありがちな、思わせぶりな言い回しは、極力、使いません)
1回目で、ちゃんと、動ける。
それで、いいんです。
でも、その相談者さんは、そこで、終わらなかった。
3. 2回目 ― 数日後に、開いてみた
「3日後に、もう一度、開きました」
「不思議と、1回目とは、違うところで、手が止まったんです」
「最初は、さらっと読み流していた一文が、
2回目は、妙に、心に残りました」
(その一文は、そのひとのものなので、ここには書きません)
実は、私が書いたときに、いちばん気持ちを込めたのも、そこでした。
でも、1回目で気づかなくて、いいんです。
まず、次の一歩を、動く。それが1回目の役割。
心に効いてくるのは、すこし、あとから。
時間をおいて気づくほうが、ふしぎと、深く届くんです。
4. 3回目 ― 一週間後の、夜
「一週間くらい経った、夜に、3回目を読みました」
「・・・泣きました」
「3回目で、ようやく、
『あ、私のことを、こんなに見てくれていたんだ』と、
わかったんです」
・・・
画面の前で、私も、しばらく、動けませんでした。
鑑定書を書くとき、私は、相談者さんの心の中に、入ります。
(カードの絵に、相談者さんを重ねて、その人の気持ちを、感じる)
そうやって感じたことを、ぜんぶ、ことばにして、置いてくる。
それが、一週間越しに、伝わった。
書いて、よかった。
心から、そう思いました。
5. 書く側の、私が思うこと
鑑定書は、1回目で、ちゃんと役に立ちます。
次の一歩が、見えるように書いてあるから。
でも、それだけじゃ、ないんです。
時間をおいて、もう一度開くと、
また違うものが、見えてくる。
その場で消えない、書いて渡す鑑定書だからこそ、です。
だから、もし、鑑定書を受け取ってくれたら・・・
1回目で、まず、動いてください。
そして、しばらくして、もう一度、開いてみてください。
見えるものが、変わっているかもしれません。
そして、もし、3回読んで、
あなたなりに、何かが見えたら・・・
それは、私が書いたものではなく、
あなた自身が、見つけたものです。
迷っていること、抱えていること。
どんな小さなことでも構いません。
カードと一緒に、次の一歩を探しましょう。
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