偶然から見える景色

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コラム
こんにちは、Saeです

今日、ある本を読み終えました
それは、第79回カンヌ国際映画祭で主演女優賞を獲得した
急に具合が悪くなる」という映画の原作本です

映画館で映画を観たことをきっかけに原作にも興味を持ち、
図書館で予約しました

私がこの本から受け取ったのは、
偶然とは、ただの偶然ではないのかもしれない
ということでした
すべての偶然に意味を見出す必要はなくても、
起こるべくして起きた偶然があり、
それに出会えた(引き寄せた)人にしか
見えない景色があるのだと思いました

病を持ちながら、自分の身に起きていることや、
そこにある偶然性から捉えた一つの真理
言語化することを諦めなかった
哲学者・宮野真生子先生は
名前の通り、「真に生きた人」であり、
強く人生を生き抜いた人なのだなと、深く感銘を受けました

そして、宮野先生の命懸けの挑戦の伴走者である
人類学者・磯野真穂先生から紡がれた、
宮野先生への叱咤激励や感謝、信頼の言葉に
何度も涙が溢れました

この本を読んで、私自身の人生にも、
偶然が折り重なって見えた美しい景色や、
忘れられない出会いがあるなあと思いました
宮野先生のような、誇れるほど立派なものではないけれど、
確かに私の人生にもあったものです

しかし、それを手放したり、諦めたりして、
いつの間にか腐らせてしまっている
今の自分がいることにも気づき、
少し恥ずかしくなりました

図書館で予約した時には、14人待ちだったこの本
正直、待ちくたびれていました

それでも、今このタイミングで読むことになったのは
この本が教えてくれた「偶然」のひとつなのかもしれません
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