家具も揃えた。
ラグも敷いた。
それなのに、なんだか部屋がまとまらない。
そんなとき、意外と見落としやすいのがカーテンです。
カーテンは部屋の中でも大きな面積を占めるアイテム。
だからこそ、色だけでなく「どのくらいの長さにするか」でも、部屋の印象は大きく変わります。
今回は、新生活でカーテンを選ぶときに意識したいポイントをご紹介します。
① カーテンは「なじませる」?「アクセントにする」?
まず考えたいのが色。
カーテンを家具と同じ感覚で選ぶのではなく、「壁の一部」として考えてみると、部屋がまとまりやすくなります。
例えば、白い壁、明るい木の床、ベージュのソファという空間なら、カーテンもアイボリーやベージュなど、壁や家具と近い色に。
カーテンだけが強く主張するのではなく、床・壁・家具をつなぐ色として考えると、落ち着いた印象になります。
一方で、家具や壁をシンプルにまとめて、カーテンをアクセントカラーにする方法もあります。
例えば、ベージュや白をベースにした部屋に、落ち着いたグリーンやブルーのカーテンを取り入れる。
それだけでも、家具を増やさずに部屋に個性を加えることができます。
「カーテンを目立たせない」のも正解。
「カーテンを部屋のポイントにする」のも正解。
大切なのは、どんな空間にしたいかです。
② すっきり見せたいなら「床から約1cm」
色と同じくらい意識したいのが、カーテンの長さです。
床まで届く窓の場合、カーテンを床から少しだけ浮かせる方法があります。
目安としては、床から1〜2cm程度。
裾が床を引きずらないので、すっきりとした印象になります。
ホコリもたまりにくく、毎日カーテンを開け閉めするリビングなどにも向いています。
特に、ナチュラルモダンやミニマルなインテリアなら、この「ほんの少しだけ浮かせる」仕上げがよく似合います。
一見すると床まで届いているように見えるけれど、実はほんの少しだけ余白がある。
こうした細かなところが、空間の印象を整えてくれます。
③ あえて長くして「上質感」を出す
一方で、カーテンをあえて床より長くする方法もあります。
裾を床に少し垂らし、布をゆるやかに溜めるスタイル。
「Puddle(パドル)」と呼ばれることがあります。
すっきりとした印象とは反対に、布の柔らかなドレープが生まれ、ホテルや海外の邸宅のような、少しラグジュアリーな雰囲気をつくりやすくなります。
リネンやベルベットなど、素材感のあるカーテンと組み合わせると、より豊かな表情が生まれます。
ただし、長ければ長いほど良いわけではありません。
床に布が溜まる分、ホコリがたまりやすく、掃除もしにくくなります。
小さなお子さんやペットがいる家庭、頻繁にカーテンを開け閉めする場所では、実用性を考えて少し浮かせるほうが使いやすいでしょう。
つまり、カーテンの長さも「見た目」と「暮らしやすさ」のバランスで選ぶことが大切です。
④ 色と長さで、部屋のキャラクターをつくる
ここまでのポイントを組み合わせると、カーテン選びの考え方が少し見えてきます。
すっきり、ナチュラルにしたい
→ 壁になじむ色+床から少し浮かせる
シンプルな部屋に個性を加えたい
→ アクセントカラー+すっきりした長さ
上品でホテルのような雰囲気にしたい
→ 落ち着いた色+床に少し垂らす
というように、「色」と「長さ」を組み合わせることで、同じカーテンでも部屋の印象を変えることができます。
カーテンは、窓を隠すためだけのものではありません。
部屋の大きな面をつくり、空間の雰囲気を決める、インテリアの一部です。
新生活のカーテンは、家具と一緒に考えてみる
引っ越しでは、家具を決めてから最後にカーテンを選ぶことも多いと思います。
でも、家具・床・壁・カーテン
をひとつの空間として考えることで、より統一感のあるインテリアをつくることができます。
「家具は気に入っているのに、なぜか部屋がまとまらない」
そんなときは、カーテンの色や長さを見直してみるのもひとつの方法です。
riving.では、お部屋のサイズや暮らし方、お好みの雰囲気を伺いながら、家具・照明を含めたインテリアコーディネートをご提案しています。
家具を選ぶだけではなく、カーテンの色や長さまで。
新しい暮らしに合わせた、心地よい空間づくりをお手伝いします。