完璧主義はビジネスの敵!「60点の状態」で最速リリースし、市場の反応を見ながら改修せよ

完璧主義はビジネスの敵!「60点の状態」で最速リリースし、市場の反応を見ながら改修せよ

記事
ビジネス・マーケティング
こんにちは。中国輸入×Amazon自社ブランド専門コンサルタント、「Infinity Brand Creators」代表の酒井勝也です。

私は現在、ラクマート公認認定講師およびラクメイド公式アンバサダーとして、皆様のビジネスを着実に前進させるためのサポートや指導に専念しています。

見事ゼロイチの壁を突破し、自分のオリジナル商品を企画・作成する段階になると、誰もが「絶対に失敗したくない」という強い思いを抱きます。

「もっと画像を綺麗に作り込まないと売れないのではないか」
「パッケージのデザインをプロに頼んで、完璧にしてからじゃないと」
「商品の色展開を、最初からライバルと同じ5色揃えないと勝てない」

このように、商品やカタログを「100点の完璧な状態」にしようとこだわりすぎるあまり、いつまで経っても販売(リリース)を開始できないセラーが非常に多いです。
しかし、Amazon物販において、この「完璧主義」はビジネスのスピードを殺し、資金を枯渇させる最大の敵になります。

今回は、「60点の状態」で最速リリースし、市場の答え合わせをしながら確実にブランドを育成していく鉄則についてお伝えします。

1. あなたの「100点」は、お客様の「100点」ではない

完璧主義の人が陥る最大の罠は、「売り手である自分が考えた100点」が、必ずしも「お客様が求めている100点」とは限らないという残酷な事実です。

何ヶ月も時間をかけ、パッケージを豪華にし、機能をてんこ盛りにして「これぞ完璧な商品だ!」と自信満々でリリースしたのに、いざ販売してみたらお客様は「機能が多すぎて使いにくい」「パッケージはすぐ捨てるから簡易包装でいいから安くしてほしい」と全く評価してくれない……。

これは、時間と資金をかけて「誰も欲しがらない完璧なゴミ」を作ってしまったのと同じです。ビジネスにおいて正解(何が100点なのか)を知っているのは、コンサルタントでもあなた自身でもなく、「お金を払ってくれる市場(お客様)」だけなのです。

2. 「60点」で最速リリースし、市場にテストさせる

かつて私が自動車メーカーの巨大な工場で工員としてモノづくりの現場にいた時代、新型車の開発では、最初から完璧な完成車を大量生産することは絶対にありませんでした。
まずは「試作車(プロトタイプ)」を作り、実際にテストコースを走らせてみて、見つかった不具合や改善点を洗い出してから、本生産のラインに乗せます。

個人のAmazon物販も、この「テストマーケティング(試作テスト)」の思考が絶対に必要です。
商品の中身(品質)さえ致命的な欠陥がなく安全に使える「60点の合格ライン」に達していれば、パッケージはOPP袋(透明な袋)にロゴシールを貼っただけでも構いません。カタログの画像も、まずは自分で撮影した写真に文字を入れただけのもので十分です。

まずは最速でAmazonという市場にリリース(出品)し、少しの広告をかけて、お客様の反応(クリック率、成約率、レビュー)という「リアルなテストデータ」を最速で回収することが何よりも重要なのです。

3. お客様の「声」を反映しながら100点へと磨き上げる

60点でリリースして実際に商品が売れ始めると、市場から「答え合わせ」のフィードバックが必ず返ってきます。

「商品自体は良いけど、説明書が分かりにくい(星3)」
「黒だけでなく、ネイビーもあったら嬉しい」

このリアルな声を元に、次の発注ロットで図解入りの説明書を追加し、新色のネイビーを工場(代行業者)に依頼する。カタログの画像も、売上から出た利益を使ってプロのデザイナーに依頼し、徐々にクオリティを上げていく。

こうして市場の反応を見ながら改修(アップデート)を繰り返すことで、商品は独りよがりではない「お客様にとっての100点」へと確実に近づき、絶対に売れ続ける強固な自社ブランドへと育っていくのです。

まとめ:ビジネスのスピードは、最大の武器である

完璧を目指して立ち止まる1ヶ月よりも、60点でリリースして改善を繰り返す1ヶ月の方が、ビジネスは圧倒的に前進します。

「売り手が思う完璧」は、お客様の求めるものとズレていることが多い

最初から完璧を目指すと、時間と資金を無駄にするリスクが高い

商品の品質さえ安全なら、パッケージや画像は「60点」で最速リリースする

工場の試作車のように、まずは市場で「テストマーケティング」を行う

お客様のリアルな反応(データとレビュー)をもとに、100点へ改修していく

「これで売れなかったらどうしよう」と不安になる必要はありません。売れなかったというのも立派な「テストデータ」です。不格好でもいいので、まずは市場に商品を出し、お客様と一緒にブランドを育てていく感覚を楽しんでみてくださいね!

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