こんにちは。中国輸入×Amazon自社ブランド専門コンサルタント、「Infinity Brand Creators」代表の酒井勝也です。
私は現在、ラクマート公認認定講師、ラクメイド公式アンバサダーとして、皆様のビジネスを着実に前進させるためのサポートや指導に専念しています。
見事ゼロイチの壁を突破し、オリジナル商品をAmazonで販売し始めたばかりのセラーから、本当によくこんな質問を受けます。
「Amazonの売上をもっと上げるために、InstagramやX(旧Twitter)のアカウントを作って宣伝した方がいいですよね?」
確かに、SNSを活用して外部からアクセスを集める(外部流入)手法は、昨今の物販において非常に強力な武器になります。SNSでバズって一気にベストセラーになる事例を目にすると、「自分もやらなきゃ!」と焦る気持ちはとてもよく分かります。
しかし、資金も労力も限られている初期段階で「とりあえずSNSもやっておこう」と安易に手を出すことは、売上を伸ばすどころか、大切な商品カタログを自らの手で殺してしまう致命的なミスになりかねません。
今回は、なぜAmazon外からの集客を急ぐべきではないのか、そして外部流入を狙う前に絶対にやっておくべき「Amazon内の基盤固め」の重要性についてお伝えします。
1. 穴の空いたバケツに水を注いでも意味がない
SNS運用の最大の目的は「商品ページへのアクセス数(見に来てくれる人)」を増やすことです。
しかし、アクセスしてきたお客様を受け止める商品ページ(カタログ)の完成度が低ければどうなるでしょうか。
メイン画像が魅力的ではない
2枚目の画像にベネフィット(得られる未来)が書かれていない
A+コンテンツがなく、ブランドの世界観が伝わらない
レビューが0件、もしくは低評価が目立つ
こうした「売れる仕組み」ができていない状態のカタログは、いわば「底に大きな穴が空いたバケツ」です。
どれだけSNSを毎日更新し、フォロワーを集めて一生懸命アクセスという「水」を注いでも、誰にも買われることなくすべて穴から流れ落ちてしまいます。SNSに費やした膨大な時間と労力が、1円の利益も生まない徒労に終わってしまうのです。
2. SNSからの「冷やかし」が検索順位を暴落させる
さらに恐ろしいのが、Amazonの検索アルゴリズムに与える悪影響です。
AmazonのAIは、「よくクリックされ、よく買われる商品(成約率=CVRが高い商品)」を優秀だと判断し、検索順位を上位へ引き上げます。
逆に、「たくさん見られているのに、全然買われない商品(CVRが低い商品)」は、「お客様をがっかりさせる魅力のない商品だ」と判断し、検索順位を容赦なく圏外へと落とします。
SNSから商品ページに飛んでくる人は、Amazonで自ら検索して商品を探している人(今すぐ買いたい人)に比べて、購買意欲が低い「冷やかし層」が多く含まれます。
つまり、カタログが未完成な状態でSNSから大量のアクセスだけを集めると、「ページは見られるのに買われない(CVRが極端に低下する)」という最悪のデータがAmazonに送られ、本来のAmazon内での検索順位まで暴落してしまうのです。
3. モノづくりの鉄則。まずは「内部の基盤」を完璧に仕上げる
かつて私が自動車メーカーの巨大な工場で工員としてモノづくりの現場にいた時代、どんなに美しい外装(ボディ)をデザインしても、内部のエンジンやシャーシ(基盤)が高品質の部品を使って組み上がっていなければ、決して車として世に出ることはありませんでした。見栄えの良い宣伝をする前に、まずは中身の完成度を極限まで高めるのがモノづくりの絶対的な鉄則です。
Amazon物販も全く同じです。外(SNS)へアピールする前に、まずはAmazonというプラットフォームの内部でできることを完璧にやり切ってください。
検索ボリュームのあるキーワードをタイトルに適切に配置する(SEO対策)
クリック率(CTR)を最大化するメイン画像を作り込む
スポンサープロダクト広告を最適化し、狙ったキーワードで上位を取る
購入者への丁寧なフォローアップで、良質なレビューを蓄積する
これらの「Amazon内の基盤」が強固に完成し、広告経由で安定して高いCVR(成約率)が出せるようになって初めて、SNSという外部の力(ブースター)を使う資格が得られます。
基盤が完成したバケツであれば、SNSから注いだ水は一滴も漏れることなく、すべて「売上」という利益に変わるのです。
まとめ:SNSは「魔法の杖」ではなく「ブースター」である
SNSをやれば商品が売れる、というのは大きな幻想です。売れる力(基盤)を持っている商品を、さらに爆発させるための拡声器に過ぎません。
カタログが未完成な状態でのSNS集客は「穴の空いたバケツに水を注ぐ」のと同じ
購買意欲の低いアクセスを集めるとCVRが下がり、Amazonの検索順位が落ちる
外部集客の前に、まずはAmazon内のSEOと広告(内部施策)を極める
車のエンジンのように、見えない部分の「売れる仕組み」を完璧に仕上げる
SNSは、Amazon内で高い成約率を出せるようになってから手をつける
個人の限られたリソース(時間・資金・労力)は、最も費用対効果の高い場所に一点集中させるべきです。まだAmazon内でやれること(カタログ改善や広告調整)が残っているなら、今はスマホを置いて、セラーセントラルのデータと向き合ってみてくださいね!
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「自分の今のカタログが『穴の空いたバケツ』になっていないか、客観的なプロの視点でチェックしてほしい」
「SNSに頼らず、Amazon内のSEOと広告運用だけで確実にお客様を集め、成約率を最大化する戦略を相談したい」
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