こんにちは。中国輸入×Amazon自社ブランド専門コンサルタント、「Infinity Brand Creators」代表の酒井勝也です。
私は現在、ラクマート公認認定講師およびラクメイド公式アンバサダーとして、皆様のビジネスを着実に前進させるためのサポートや指導に専念しています。
見事ゼロイチの壁を突破し、スポンサープロダクト広告(SP広告)を使って売上を伸ばすフェーズに入った頃かと思います。しかし、売上が上がれば上がるほど、こんなジレンマに陥っていませんか?
「広告経由での注文ばかりで、広告費を引くと利益がほとんど残らない……」
「広告を止めたら売上がゼロになりそうで怖くて、ずっと広告をかけ続けている」
ビジネスを立ち上げた初期段階では、広告費を投資してアクセスをお金で買うことは必須です。しかし、いつまでも「広告頼り」のままでは、真の利益を生み出す強い自社ブランドには成長しません。
利益を爆発させるための次なるステージは、「育ったキーワードの広告をあえて止め、オーガニック(自然検索)の無料クリックだけで売る」という戦略です。
今回は、無駄な広告費を削り落とし、利益率を劇的に改善するための具体的な手法をお伝えします。
1. 広告の「カニバリズム(共食い)」を起こしていませんか?
Amazonの検索結果画面を想像してみてください。
通常、特定のキーワードで検索すると、一番上に「スポンサー(広告)」枠が表示され、そのすぐ下から「オーガニック(自然検索)」のランキング順に商品が並びます。
もしあなたの商品が、すでにそのキーワードの自然検索で「1ページ目の上位(1〜3位など)」に表示されるまで育っていたらどうなるでしょうか。
一番上の広告枠と、そのすぐ下の自然検索枠、両方にあなたの商品が並んで表示される状態になります。
お客様が「お、これいいな」と思って上の広告枠をクリックして購入した場合、あなたはAmazonにクリック単価(数十円〜数百円)を支払わなければなりません。
しかし、もし広告を出していなければ、お客様はすぐ下にある「無料の自然検索枠」をクリックして購入していた可能性が高いのです。
これを「広告のカニバリズム(自社内での共食い)」と呼びます。本来なら無料で獲得できたはずの売上に対し、わざわざ広告費を払い続けて利益をすり減らしている状態です。
2. オーガニックで売れる「エースキーワード」の見つけ方
この共食いを防ぐためには、自然検索だけですでに上位にいる「エースキーワード」を見つけ出す必要があります。
① 広告の「検索用語レポート」を確認する
まずは広告レポートをダウンロードし、コンスタントに売上が立っている(CVRが高い)キーワードをいくつかピックアップします。
② シークレットモードで実際の検索順位を調べる
ブラウザのシークレットモード(キャッシュの影響をなくすため)を開き、ピックアップしたキーワードで実際にAmazon検索をしてみます。
③ 順位が「トップ3〜5」に入っているか確認する
もしあなたの商品が、広告枠を除いた自然検索(オーガニック)の順位で1ページ目の最上段〜2段目(おおよそトップ5以内)に定着していれば、そのキーワードはすでに「育ち切った」と判断できます。
3. 「あえて広告を止める」プロの勇気と手順
育ち切ったキーワードを見つけたら、いよいよメスを入れます。
とはいえ、いきなり広告を完全停止するのは勇気がいりますし、万が一順位が落ちた時のリスクもあります。プロは以下のような手順で安全にコストを削ります。
ステップ1:入札単価を段階的に下げる
そのキーワード(完全一致など)の入札単価を、現在の設定から20%〜30%ほど下げます。検索結果の一番上(トップオブサーチ)の広告枠から意図的に降ろし、「自然検索枠だけでお客様のクリックを拾えるか」をテストします。
ステップ2:1週間のデータ(ビジネスレポート)で検証する
入札を下げた後、1週間待ちます。広告経由の売上は当然減りますが、セラーセントラルの「ビジネスレポート」を見て【商品全体の売上個数】が変わっていなければ大成功です。広告費だけが消え、利益がまるまる手元に残るようになります。
これを繰り返し、最終的に「広告を出さなくても自然検索だけで毎日売れ続ける状態」を作ることこそが、Amazon物販における最大のゴールなのです。
まとめ:広告は「ブースター」、自然検索が「エンジン」
広告は、あくまで新商品を上位に押し上げるための「ブースター(補助ロケット)」に過ぎません。十分に高度(検索順位)が上がったら、ブースターは切り離さなければ燃料(資金)が尽きてしまいます。
検索上位にいるのに広告を出し続けるのは「カニバリズム(共食い)」
実際の検索順位(シークレットモード)で、トップ5に入るキーワードを探す
育ったキーワードは、入札単価を段階的に下げてテストする
全体の売上が落ちなければ、広告を外してオーガニックの利益を享受する
「広告を止める=売上が落ちる」という恐怖に打ち勝ち、データに基づいて冷静にコストを削る。この勇気を持った瞬間から、あなたのビジネスは「ただの物売り」から「利益を生み出すブランド経営」へと進化します!
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