鉄火場の住民
昭和終わり~平成の初め頃、競艇場での話し。
エンジン音に負けないくらい大声で日本語のような言葉を叫ぶオッサン。
今日は帰る!もう終わりだ!と言いながら券売窓口に並ぶオッサン。
捨てられた舟券の山からアタリ舟券を探すため、レースを見ずに地面だけ見てるオッサン。
売店のオバサン相手にクダを巻くオッサン。
私は競艇場の近くで育ち、小学生の頃から親に連れられて本場に行き、こういった『鉄火場の住民』を見てきました。
子供ながらに『ああいう大人になってはいけない」と思ったものでした。
私は給料を舟券に溶かす養分になった
そんな鉄火場の住民を見てきた私ですが、もう既定路線のように鉄火場の住民になりました。
辛うじて働いてはいましたが、給料の大半は舟券に消える立派な養分となりました。
しかし何とか転売(せどり)で少しだけ儲けで米を買って飢えを凌ぐ生活をしていました。
20代という貴重な時間を競艇に費やし、恋愛や社会的な成長は全くできない人生の負け組への道を歩み始めました。
オッサンの娯楽からレジャーへ
2010年頃から競艇からボートレースに呼称が変更されました。
その少し前くらいかと記憶していますが、強引な前付けやターンマークでの接触が少なくなってきました。
一番変わったのはテレビCMですね。
昔はパンチパーマで口ひげの安岐真人が出演してました
それが今ではこんなにキレイなCMが流れていますね。
ボートレース場は前歯の無いオッサンが怒鳴り合う世紀末のような場所じゃなくて、楽しいレジャー施設だから若い人も来てね!ってアピールですね。
コース取りはお行儀良く
重ねて書きますが、競艇がボートレースになる少し前から、コースは枠番通りになることが増えました。
コース取りも見どころの一つと思っていた私には寂しい限り。
しかし、そんなお行儀の良いボートレースになったことが転機になりました。
「コース取り」という不確定要素が無くなったこと、そして競艇はそもそもインコースが圧倒的に強い…つまり、舟券を当てやすくなったわけです。
統計から確率を導き出して回収率を上げる
私の唯一の取り柄は数学ができる事。
英語も国語も全くできませんでしたが、昔から数学だけはできました。
大学で学んだ統計の知識を生かして、データを取ったところ「お、意外とイケるかも!」と、思い友達と一緒に実戦を開始しました。
紆余曲折がありましたが、結果、回収率100%以上を達成しました。
しかし、コツコツ稼ぐタイプの手法なので今まで負けた舟券代を回収するにはもう少しかかりそうです。