「自分の良さ」って、自分ではなかなか気づけない

「自分の良さ」って、自分ではなかなか気づけない

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コラム
自分の写真を見るのが、ずっと苦手でした。

なんだか、自分のダメなところばかりが目に入ってしまって。
だから、写真を撮る場面では、いつも目立たないところに下がっていました。

「もっとちゃんとしてから」
「もう少しやせてから」

そんなふうに、"完璧な自分"を待っているうちに、気づけば、写真に中に自分がほとんどいませんでした。

プロに撮ってもらって、気づいたこと

でも55歳になって占い師として仕事を始めたとき、思いきってプロの方に写真を撮ってもらうことにしました。
もうずっと写真を撮っていなかったので撮影会当日は本当に緊張しました。

でも、出来上がった写真を見て、
「あれ? 私ってこんな表情もするんだ」
と、ちょっと嬉しくなりました。
そこには、自分では気づいていなかった、やわらかい表情の私がいたのです。

私が「ダメ」と決めつけていたところの隣に、ちゃんと、いいところもあったんだな、と。

自分のことって、自分がいちばん、見えていないのかもしれません。
近すぎて、当たり前すぎて、良さに気づけない。

自分では気づかなかった自分を、写真の中に見つけることができた。
たぶん、自分ひとりだったら撮れなかった写真。

その人が持っている良さを見つけて、写真に残してくれる。
やっぱりプロってすごいなぁと思いました。

見えなかった自分に出会う

そして、ふと思いました。
自分の良さって、自分では案外わからないものなのかもしれないな、と。

自分にとって当たり前にできることは、わざわざ「良さ」だとは思わないし、
ずっと自分と一緒にいるからこそ、見えなくなっているところもあります。

誰かに言われて初めて、
「え? これって私の良いところなの?」
と気づくこともありますよね。

写真を撮ってもらうことも、
誰かと話すことも、
占いを通して自分を見てみることも。

方法は違うけれど、
自分ひとりでは見えなかった自分に出会う
というところは、少し似ているのかもしれません。

これからも

私はこれから、毎年、定点観測のように写真を撮ってもらおうと思っています。
そのとき、そのときの私を残しておきたい。

60歳の私は、どんな顔をしているんだろう。
70歳になった私は?

年を重ねた分だけ、いい表情になっていたらいいな、と思います。

そしてまた、
「あれ? 私ってこんな表情もするんだ」
と思えたら、それもちょっと楽しみです。
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