米中間選挙で民主党が圧勝!ドル円157円台へ急落、原油暴落の裏側と今後の相場展望

米中間選挙で民主党が圧勝!ドル円157円台へ急落、原油暴落の裏側と今後の相場展望

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マネー・副業


2026年11月5日(木)|FX・為替相場分析

米国株は大幅上昇!しかし市場の内部では大きな変化が起きている


皆さん、こんにちは。

11月5日木曜日、本日も昨日の相場を振り返りながら、今後の為替市場の動向を詳しく分析していきたいと思います。

昨日の米国株式市場は大幅に上昇しました。

ニューヨークダウは約1,569ドル高、S&P500は約119ポイント高、ナスダック総合指数は約364ポイント高となりました。

一見すると全面的な株高に見えますが、その内部では大きな資金移動が発生しています。

今回の相場を理解するうえで重要なのが、米中間選挙の結果、AI関連銘柄からの資金移動、そしてイラン情勢を背景とした原油価格の急落です。

これらは別々の出来事ではなく、政治情勢の変化を通じて複雑につながっています。

米中間選挙で民主党が圧勝!トランプ政権に大きな逆風


今回の米中間選挙では、民主党が上院と下院の両方で過半数を確保する大勝利となりました。

市場の予想を上回る結果となり、トランプ政権の今後の政策運営にも大きな影響が及ぶ可能性があります。

特に注目したいのが、AI関連産業への影響です。

これまで米国株式市場を牽引してきたAI関連企業ですが、民主党の議会支配によって、大規模なデータセンター建設やAI関連規制を巡る不透明感が高まっています。

実際、今回の選挙前からAI関連株や半導体、メモリ関連銘柄には売り圧力がかかっていました。

そして選挙結果が明らかになると、データセンター関連銘柄の一部では下落が目立つ一方、内需関連銘柄には買いが入りました。

ここで重要なのは、米国株が上昇しているからといって、すべての銘柄が同じように買われているわけではないということです。

市場では、これまで人気を集めていた投資対象から別の分野へ資金が移動する、いわゆるセクターローテーションが起きています。

今後はAI関連株の調整が続くのか、それとも押し目買いによって再び上昇するのかが重要になってきます。

バンス副大統領が異例の発言!共和党敗北の原因はイラン戦争


今回、特に注目を集めたのがバンス副大統領の発言です。

バンス副大統領は共和党が中間選挙で敗北した理由として、イラン戦争を強く問題視しました。

さらに、国民が求めているものとして、以下の問題を挙げています。

1. イラン戦争の終結
2. インフレと生活費の高騰への対応
3. アメリカ第一主義への回帰
4. イスラエルとの関係の見直し

特に深刻なのが、戦争によるエネルギー価格の高騰です。

イラン情勢の緊迫化によって原油やディーゼル燃料の価格が上昇し、米国民の生活に大きな負担を与えてきました。

物価高に苦しむ国民にとって、海外での軍事行動が長期化することへの不満は決して小さくありません。

バンス副大統領の発言からは、共和党内部でも今後の外交政策を見直す必要性が意識されていることがうかがえます。

ただし、トランプ大統領自身はイランへの軍事行動を正当化しており、政権内の方針が完全に一致しているわけではありません。

今後、この政策的な温度差がどのように変化するのか注目したいところです。

原油価格が急落!WTI原油は88ドル台へ


今回の相場で最も大きな変化が見られたのが原油市場です。

バンス副大統領の発言を受け、イランとの戦闘が終結に向かうのではないかという期待が高まりました。

これを背景に原油価格は急落し、WTI原油先物は1バレル88.12ドルまで下落しました。

前日比では約8%の大幅な下落です。

原油市場がここまで大きく反応した理由は、戦争の終結によって中東からの原油供給が正常化する可能性が意識されたためです。

特に重要なのがホルムズ海峡の問題です。

ホルムズ海峡は世界のエネルギー輸送において極めて重要な海上輸送ルートです。

仮に年内にイランとの戦闘が終結し、ホルムズ海峡の安全な航行が回復することになれば、原油価格にはさらなる下落圧力がかかる可能性があります。

反対に、トランプ政権が軍事攻撃を再び強化する展開となれば、原油価格が急反発する可能性も否定できません。

つまり、今後の原油市場は政治的な判断によって大きく動く局面に入ったと考えられます。

ドル円は一時157円40銭付近まで下落!しかし重要な支持線で反発


続いて為替市場を確認していきましょう。

昨日のドル円は、米中間選挙で民主党の優勢が伝わると、ドル売りが強まる展開となりました。

ドル円は一時157円40銭付近まで下落しています。

しかし、ここで注目したいのが日足チャートです。

ちょうど下落した水準には、日足の52日移動平均線が位置しており、テクニカル的な支持線として意識された可能性があります。

実際、157円40銭付近では下げ止まり、その後は大きく反発しました。

昨日の値動きを振り返ると、東京時間から欧州時間にかけて株安とドル売りが進み、その後、株価が回復するとドル円も買い戻される展開となっています。

ただし、ここで注意したいことがあります。

ドル円は大きく上下したものの、結局は直近の持ち合い相場を明確に抜けていません。

現在も156円から160円という広いレンジの中で推移しており、はっきりとした方向感は定まっていない状況です。

大きく下落したからといって安易に売りを追いかけると、今回のような急反発に巻き込まれる可能性があります。

反対に、下値が堅いという理由だけで買いを続けることも危険です。

今は方向を決めつけるのではなく、重要な支持線と抵抗線を確認しながら、相場の反応を丁寧に見極めたいところです。

ユーロドルは1.12台前半!ドル安でも上昇には勢いがない


ユーロドルについても確認しておきましょう。

昨日は米長期金利の低下を背景にドル売りが進み、ユーロドルは買い戻される展開となりました。

しかし、上昇にはまだ力強さが見られません。

現在も1.12ドル台前半を中心とした値動きが続いています。

米中間選挙の結果を受けてドル安材料が増えているものの、それだけで持続的なドル安トレンドが形成されるとは限りません。

今後は米国の政治情勢だけでなく、米長期金利や欧州経済の動向も確認する必要があります。

特に、原油価格の下落が米国のインフレ見通しにどのような影響を与えるのかは重要なポイントです。

エネルギー価格の下落がインフレ圧力の緩和につながり、米国の利下げ期待が強まるようであれば、ドル安が進む可能性も考えられます。

今後の最大の焦点はイラン戦争の終結と原油価格の行方


今回の中間選挙によって、米国の政治情勢は大きな転換点を迎えました。

今後の相場で特に注目したいのが、イラン情勢の変化です。

考えられる展開は大きく分けて2つあります。

シナリオ1 イランとの戦闘が終結に向かう場合


外交交渉が進展し、年内に戦闘が終結するような展開となれば、原油価格には一段の下落圧力がかかる可能性があります。

エネルギー価格の低下は米国のインフレ圧力を和らげる材料となり得ます。

その結果、米長期金利が低下し、為替市場ではドル安が進みやすくなる可能性があります。

ただし、戦争終結による市場心理の改善が株高やリスク選好の円売りを誘発することも考えられるため、ドル円が必ず下落するわけではありません。

原油、米金利、米国株の動きを合わせて確認することが重要です。

シナリオ2 イランへの軍事攻撃が再び激化する場合


一方、外交交渉が進まず、予想外に大規模な軍事攻撃が行われる展開となれば、原油価格が急反発する可能性があります。

この場合、インフレ再燃への懸念や金融市場のリスク回避姿勢が強まることも考えられます。

ただし、為替市場では有事のドル買いとリスク回避の円買いが同時に発生する可能性もあり、ドル円の方向を単純に判断することはできません。

大切なのは、どちらか一方のシナリオを決めつけず、新たな材料が出たときに相場がどのように反応するのかを見ることです。

本日のドル円で注目したいポイント


本日のドル円では、引き続き156円から160円のレンジを意識したいところです。

特に昨日の下落で下げ止まった157円40銭付近は、短期的な重要水準として注目しています。

再びこの水準まで下落したときに買いが入るのか、それとも支持線を割り込むのかによって、短期的な流れが変わってくる可能性があります。

一方、上方向では159円台から160円にかけての値動きに注目です。

160円という大台が意識される局面では、急激な為替変動に対する日本当局の姿勢にも注意が必要です。

現在のように政治的なニュースで相場が大きく動く局面では、重要な経済指標だけでなく、要人発言や突発的な報道による急変動にも警戒しておきたいところです。

まとめ 大きく動いてもレンジ相場は続いている


昨日は米中間選挙で民主党が圧勝し、米国株式市場や為替市場、原油市場が大きく動いた一日となりました。

特にバンス副大統領によるイラン戦争への批判は、今後の米国の外交政策を考えるうえで重要な材料です。

原油価格が大きく下落したこともあり、市場では戦争終結への期待が高まっています。

ただし、実際に戦闘が終結するかどうかは依然として不透明です。

そしてドル円については、一時157円40銭付近まで下落したものの、重要な支持線で反発しており、依然として156円から160円のレンジ相場が続いています。

大きなニュースが出ると、すぐにトレンドが発生したように見えることがあります。

しかし、実際に重要な価格帯を突破しているかどうかは別の問題です。

相場の方向を決めるのはニュースの大きさだけではなく、そのニュースを受けた市場参加者の売買行動です。

今後はイラン情勢、原油価格、米長期金利、そしてドル円の重要な価格帯を確認しながら、慎重に相場を見極めていきたいと思います。

それでは、本日も無理のない資金管理を心がけながら、頑張っていきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※相場分析は2026年11月5日時点の情報に基づくものであり、将来の値動きを保証するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
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