◆ はじめに
40代、50代、60代になってくると、鏡を見て思うことありません?
「なんか最近、一気に老けた気がするなあ」って。
白髪が増えたからかな。
シワが増えたからかな。
顔がたるんできたからかな。
そう思って、髪を染めたり、服を若くしたり、スキンケアを頑張ったりしはるんですよね。
もちろん、それも大事なんです。でもね。
同じ50代でも、妙に若く見える人と、実年齢以上に老けて見える人がいてますよね。
その差、実は「顔」だけやないんです。
僕はむしろ、姿勢の差がかなり大きいと思ってるんですよね。
背中が丸い。首が前に出てる。
肩が内側に入ってる。下を向いて歩いてる。
これだけで、人はびっくりするほど年上に見えてしまいます。
逆に白髪があっても、シワがあっても、背筋がスッと伸びてる男性って、なんか格好いいんですよね。
女性から見ても、「若作りしてる人」
ではなく、「年齢を重ねても格好いい人」
に見えたりします。
60歳を50歳に見せる必要なんてないんです。
ただ、60歳を70歳に見せる姿勢だけは、今日からやめたほうがいい。
ここ、意外と大事なんですよね。
◆ 本題
年齢を重ねると、どうしても姿勢は崩れやすくなります。
スマホを見る。
パソコンを見る。
車を運転する。
椅子に長時間座る。
気づいたら顔だけが前へ出て、肩が丸まってる。
自分では普通に立ってるつもりでも、横から写真を撮ってもらったら、
「えっ、俺こんなに首出てるん?」
となったこと、ありません?
自分の姿勢って、本人が一番気づきにくいんよね。
例えば、久しぶりの同窓会。
顔はそんなに変わってへんのに、一人だけ妙に若く見える男性がいる。
何が違うんやろと思って見てみると、背筋が伸びて、顔が前に出てなくて、歩く時もしっかり前を見てる。
逆に、高そうな服を着て、髪もきれいに整えてるのに、猫背で肩を丸めて歩いていると、それだけで急に「おじいちゃん感」が出てしまうんです。
これはもったいないですよね。
しかも姿勢って、見た目だけの問題やないんです。
姿勢が悪いと、なんとなく自信がなさそうに見える。
疲れて見える。元気がなさそうに見える。
話しかけにくそうに見える。
恋愛でも、これは結構大きいんです。
女性が見ているのは、顔の造形だけではありません。
立ち方。歩き方。座り方。振り返り方。
こういう何気ない動作から、その人の「雰囲気」を感じ取っています。
だから、大人の男性ほど姿勢を意識したほうがええんよね。
ただし、「背筋を伸ばせ!」
と言われて、胸を思いっきり張る必要はありません。
軍隊みたいに胸を突き出すと、今度は不自然になります。
目安は簡単です。
横から見た時に、耳の位置が肩のあたりに乗っている感じ。
そして胸を潰さず、乳首がほんの少し斜め上を向くくらいのイメージ。
あくまで「胸を張る」のではなく、胸を落とさない。
これくらいがちょうどいいんです。
年齢は顔に出る。
でも、「老け込んだ感じ」は姿勢から出る。
そう考えると、姿勢って高い化粧品より先に見直す価値があると思いません?
◆ 解決策
今日からできることは、難しい筋トレではありません。まずは「正しい位置を思い出す」ことから始めてください。
耳を肩の真上に戻す
横から見た時、耳が肩より前に出ていたら、頭を少し後ろへ戻します。あごを引きすぎず、頭を肩の上に乗せる感覚です。
乳首を「ほんの少し上向き」にする
胸を大きく反らす必要はありません。胸元が床を向かず、少し前上方を向く程度を意識してください。
肩を後ろではなく「下」に落とす
無理に肩甲骨を寄せると力んで見えます。肩を一度すくめて、ストンと落とすだけで自然な位置に戻りやすくなります。
スマホを顔の高さへ少し近づける
スマホを見るたびに首を下へ折る癖を減らします。全部直そうとせず、まず10回に3回だけでも意識してください。
信号待ちを「姿勢リセット時間」にする
赤信号で止まったら、耳・肩・胸の位置を一度確認します。特別なトレーニング時間を作らなくても習慣化できます。
歩く時は5メートル先を見る
足元ばかり見ると、自然に背中が丸くなります。少し先を見るだけで頭が起き、歩き姿まで若々しく見えます。
◆ まとめ
年齢を重ねること自体は、格好悪いことではありません。
50代には50代の格好よさがあるし、60代には60代にしか出せない雰囲気があります。
むしろ大人の男性は、若い頃よりも経験も、落ち着きも、会話の深さも増えているはずです。
なのに姿勢ひとつで、
「疲れてそう」
「元気なさそう」「ずいぶん老けたな」
と思われたら、あまりにももったいない。
姿勢を直すというのは、若者のふりをすることではありません。
今の年齢の自分を、一番格好よく見せることです。
そして面白いことに、姿勢を少し変えるだけで、自分自身の気分まで変わります。
顔を上げる。胸を潰さない。前を見る。
それだけで、人と話す時の印象まで少し明るくなっていきます。
高い服を買う前でもいい。
美容院へ行く前でもいい。
明日の朝、玄関を出る時に一度だけ姿勢を整えてみてください。
「年寄りに見えるか、大人の男に見えるか。」
その分かれ道は、案外シワの数ではありません。
背中が語っているんです。
年齢は隠さなくていい。
でも、年齢に引っ張られて、小さく丸まる必要もありません。
胸を少し起こして、顔を上げて歩いてください。
それだけで、あなたのこれからの10年は、見た目以上に変わっていくかもしれません。