仕事を終えてビルを出ると、空はもう藍色に沈みかけていました。
ついこの前まで、この時間はまだ明るかったのに。
街灯がひとつ、またひとつと灯っていく歩道で、ふと足が止まる。
こんにちは、神楽 玄斗(かぐら げんと)です。
今、あなたの心にも、似た情景が浮かんでいませんか?
来週はもう秋分の日。昼と夜の長さがほぼ同じになり、そこから夜が少しずつ長くなっていきます。
日暮れが早まると、ひとりで過ごす夜の時間も、そのぶん長く感じられるものです。
夕食を済ませ、部屋の灯りをつけても、夜はまだ始まったばかり。
テレビをつけても内容が頭に入らない。
気づけば、彼のことを考えている。
会いたい気持ち、不安な気持ち、ほんの少しの寂しさと怒り。
どれも本物なのに、どこに置いたらいいのかわからないまま、胸の中で重なっていく。
明るい時間が長かった夏には紛れていた想いが、夜の長さに合わせて、少しずつ輪郭を濃くしていくのです。
想いの置き場所が見つからないとき、人はそれを彼にぶつけるか、無理に押し込めるかのどちらかを選びがちです。
けれど、ぶつけられた想いは彼を身構えさせ、押し込めた想いはいつか自分を苦しめます。
大切なのは、想いを消すことではありません。いったん安全な場所に置いて、その形を確かめることです。
彼が今、何を思っているのか。それがわかるだけで、想いの置き場所は自然と見えてきます。彼の心の内を、私に視させてください。
秋の夕暮れのご相談で霊視をすると、こんな光景が視えることがあります。
ひとりの男性が、会社帰りの横断歩道で信号を待っている。
西の空にわずかに残る茜色を見上げて、青信号に変わってもしばらく動かない。
彼の胸の奥に浮かんでいるのは、夏に隣で笑っていた人の横顔です。
「最近、ちゃんと話せていないな」と気づきながら、切り出す言葉を探している。
早い日暮れに、彼もまた、時間の過ぎる速さを感じているのです。
離れているようで、同じ夕暮れの中で同じ人を想っていることがあります。お二人の間に流れるその続きを、霊視でお伝えします。
今夜、想いの置き場所をつくるなら、小さなノートを一冊用意してみてください。
彼に言いたいこと、言えなかったこと、本当はしてほしいこと。
送信する前のLINEの下書きのように、まずは紙の上に置いてみる。
書き出した言葉を眺めていると、その中から「本当に伝えたいひと言」が浮かび上がってきます。
それだけを、心が落ち着いた日に彼へ手渡せばいいのです。
残りの言葉は、ノートがちゃんと預かってくれます。
秋分を過ぎると、夜は長くなっていきます。
けれど長い夜は、寂しさだけの時間ではありません。
自分の想いを静かに整え、彼の気持ちと向き合う準備をするための時間でもあります。
早い日暮れは、心を急かす合図ではなく、少し立ち止まっていいという合図なのです。
窓の外が暗くなったら、温かい灯りのそばで、ゆっくり息を整えてください。
想いを置く場所が見つからない夜は、どうか私に預けてください。
彼が言葉にしない想い、私が代わりに視てきます。
あなたの恋愛が前向きになるように、お手伝いさせていただきます。
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