激しい夕立が、三十分ほどで嘘のように上がりました。
濡れたアスファルトからは白い湯気が立ちのぼり、雨に洗われた土と草の匂いが、まだ濃く残っています。
ふと東の空を見上げると、灰色の雲の切れ間に、うすい虹がかかっていました。
この虹には、恋愛の深い真実が宿っています。
こんにちは、神楽 玄斗(かぐら げんと)です。
虹は、雨が完全に上がったから出るのではありません。空気の中にまだ雨粒が残っていて、そこに西日が差し込むから、あの色が生まれます。粒がすっかり乾いてしまえば、光が差しても何も見えない。濡れているあいだにしか、虹は立たないのです。
会いたい、という気持ちも、それとよく似ています。
胸の中にまだ雨粒が残っているから、光が差した瞬間に色になる。何も感じなくなった人には、その色は見えません。会いたいと思ってしまう自分を、往生際が悪いと責める必要はないのです。それは、まだ心が乾いていないというだけのことです。
問題は、その気持ちをどう扱うかだけです。会いたいという想いは、抱えたままだと重くなり、伝え方を間違えると相手を身構えさせます。扱い方さえ変えれば、同じ想いが橋になります。
彼が今どんな状態でその橋を見ているのか、霊視でハッキリと視えます。今のあなたの状況を、一度視させてください。
今朝、静かに目を閉じたとき、ひとりの男性の姿が視えました。
雨宿りの軒下です。ワイシャツの肩が少し濡れて、湿った空気の匂いのなか、彼はスマホを見ています。誰かに連絡をするでもなく、ただ、開いては閉じている。
視えたのは、会いたくないという心ではありませんでした。
彼が探していたのは、口実です。男性は、感情そのものより「連絡していい理由」がないと動けない人が多い。用件のない連絡を、重いと受け取られたらどうしようと考える。空白の日数が長いほど、その理由探しは難しくなります。彼が黙っているのは、想いが消えたからではなく、名分が見つからないからでした。
だとすれば、次にどちらが何を渡すかで、この夏の終わり方は変わります。彼の側から視えている景色を、お伝えします。
もし今日、あなたの街にも虹が出ていたなら、それを写真に撮っておいてください。
中身のある文章は要りません。虹が出ていましたよ、それだけで十分です。彼が探していた口実を、こちらから静かに手渡してあげる。返事を待つ側から、きっかけを渡す側にまわると、空気が変わります。
虹は、長くは出ていません。十分もすれば色は薄れ、雲に飲まれて消えていきます。あれを見られるのは、たまたま空を見上げた人だけです。恋も同じで、動くべき時期はいつも短い。夏が終わり、風が入れ替わるこの数週間が、止まっていたものが動きだしやすい季節です。
雨が上がったばかりの、まだ濡れているうちに。
虹が教えてくれた続きは、霊視でお伝えします。
あなたの恋愛が前向きになるように、お手伝いさせていただきます。
神楽 玄斗(かぐら げんと)は、あなた様のご依頼をお待ちしております。
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