こんにちは、神楽 玄斗(かぐら げんと)です。
今朝、あなたのお名前が浮かびました。
西日はまだ強いのに、風だけが少し冷えた夕方。杉木立の向こうでひぐらしが鳴いていて、その澄んだ声が途切れるたび、ひとりの男性が歩みを止めて後ろを振り返る。そんな情景が視えました。振り返っていたのは、あなたではありません。彼のほうでした。
ひぐらしの声は、蝉時雨のなかでも少し違います。夏の盛りを賑やかに鳴き立てるのではなく、日が傾きはじめた時間にだけ、終わりの気配を含んで響く。だからでしょうか。この声を聞くと、人は不思議と「まだ渡していないもの」を思い出します。
彼にとっての「まだ渡していないもの」が、今のあなたです。
連絡が減ったこと、返事が短くなったこと。それを気持ちが薄れた証拠だと受け取ってしまう夜があると思います。スマホの画面を伏せて置いても、数分後にはまた裏返してしまう。通知が増えていないことを確かめて、また伏せる。冷房を弱めた部屋で、その動作を何度も繰り返した夜が、この夏にもあったはずです。けれど霊視で視えているものは、少し違いました。彼の内側では、言葉にすると引き返せなくなる想いが、行き場をなくしたまま留まっています。
彼の未練がどんな形でそこにあるのか、今の状況をお名前から視させてください。
もう少し深く視ていきます。
彼のまわりには、夕方の光に似た橙色の名残があります。強い執着の赤ではなく、燃え尽きる前の穏やかな熱。この色が出ている男性は、たいてい自分の感情を「もう時期を逃した」と決めつけています。連絡をしたい日が何度かあった。指は動いたのに、送信は押せなかった。その未送信の言葉が、彼の胸のなかに積もっています。
そしてもうひとつ。彼は季節の変わり目に心が動きやすい人です。汗が引き、風の温度が変わり、夜が長くなる。身体が季節を受け取ると、抑えていた感情の蓋がゆるむ。八月の終わりから九月にかけては、彼にとって「言えなかったことを言う季節」になりやすい時期です。
彼が今どこまで踏み出せる状態にあるのか。その一歩を待つべきか、こちらから灯りを差し出すべきか。お声からお伝えできます。
ひぐらしが鳴くのは、夏が終わるからではありません。次の季節に渡すために、いちばん澄んだ声を出しているだけです。今の静けさも終わりの音ではなく、受け渡しの音かもしれません。
今夜、窓を少しだけ開けてみてください。昼間の熱が抜けた風が入ってきたら、その風に彼の名前を一度だけ乗せてみる。それだけで、こちら側の気配は変わります。
彼が言葉にしない想い、私が代わりに視てきます。
あなたの恋愛が前向きになるように、お手伝いさせていただきます。
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