誰もが持っている自然治癒の氣力

物質文明に長らく生かされていると

とかく目に見えないものを

軽んじがちである

ただ信じていない訳ではない

軽んじている訳だから

根底ではやはり信じているのである

私達は心の存在を信じている

それは確かに各自の胸の中に存在している

肉体は言うまでもなく存在している

それは目に見えているから

疑いようもない

人間が死んだら肉体は消滅する訳だが

心はどうなってしまうのか？

心の存在を明言出来る人はいいが

目に見えないものを信じない人は

己が死する時ひょんな矛盾に到達してしまう

目に見えない存在を信じないのならば

心は存在しないことになる

死が消失と定義すれば

そもそも存在しないものが

それ以上 消失しょうがないのである

だが肉体だけでは生きている間

自己の認識が出来ないのである訳だから

心の存在を認めないのであらば

そもそも自分が存在していなかったことに

なってしまうのである

合掌行気法 レクチャー動画

こんな理屈をごねた処で

やはり私達人間は目に見えない存在を

重んじたりしている訳です

神聖なもの 不穏なもの

祟りや第六感 信じる力や愛の偉大さを

心のどこかで信じているのです

日々 低迷しなお過剰な消費活動の車輪を

回し続ける物質文明という列車の車窓に

映るあなたの魂の投射に息吹きを吹き込めるのは

そこに存在しないものを信じる心だけなのです

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