「やってみたいことはあるのに、なかなか行動に移せない」
「自分の意見を伝えたいのに、相手の反応が気になって言えない」
「もっと自由に生きたいと思っているのに、いつも同じような選択をしてしまう」
そんな経験はありませんか?
頭では「こうしたい」と思っているのに、なぜか行動できない。
変わりたいと思っているのに、なかなか変われない。
その背景には、自分でも気づいていない思い込みや、考え方の癖が関係していることがあります。
こうした、自分の行動や選択を制限する心理的な働きは、「メンタルブロック」と呼ばれることがあります。
今回は、自分でも気づきにくい心のブレーキと、ホロスコープを使ってメンタルブロックを読み解くことについて、お話ししたいと思います。
メンタルブロックとは?
メンタルブロックとは、簡単に言えば「心のブレーキ」のことです。
例えば、新しい仕事に挑戦したいと思っている人がいたとします。
興味もあるし、やってみたい気持ちもある。
でも、いざ行動しようとすると、
「失敗したらどうしよう」
「自分には、そんな能力はないかもしれない」
「周りの人にどう思われるだろう」
といった考えが浮かび、行動をためらってしまう。
こうした思い込みや不安が、行動を制限している場合があります。
もちろん、慎重に考えることや、失敗の可能性を検討すること自体が悪いわけではありません。
新しいことを始めるときには、現実的なリスクを考えることも必要です。
ただ、実際には十分な可能性があるのに、
「自分には無理だ」
と最初から決めつけてしまう。
失敗する可能性ばかりに目が向き、挑戦すること自体を避けてしまう。
そんなふうに、自分の考え方によって選択肢が狭くなっているとしたら、そこには心のブレーキが働いているのかもしれません。
なぜ、自分のメンタルブロックには気づきにくいの?
私たちは、普段、自分の考え方を当たり前のものとして受け止めています。
例えば、「人に迷惑をかけてはいけない」という考え方。
それ自体は、人との関係を大切にするうえで役立つこともあります。
でも、その考えが強くなりすぎると、困っているときにも誰かに助けを求められなくなるかもしれません。
「自分で何とかしなければ」
「こんなことを頼んだら、迷惑だと思われる」
そんなふうに考えてしまうのです。
ところが、本人はそれを
「自分は人に頼るのが苦手なんだ」
と捉えているだけかもしれません。
その背景に「人に迷惑をかけてはいけない」という強い思い込みがあることには、気づいていない場合もあります。
私たちの考え方は、これまでの経験や周囲の人との関わりなど、さまざまな影響を受けながら形づくられていきます。
長年当たり前だと思ってきたことほど、疑問を持つ機会は少なくなります。
自分にとっての「当たり前」が、自分の行動を制限していることもある。
だからこそ、メンタルブロックは自分では気づきにくいものなのだと思います。
心のブレーキは、いつも働いているわけではない
メンタルブロックについて考えるとき、もうひとつ知っておきたいことがあります。
それは、同じ人でも、状況によって心のブレーキの働き方が変わることです。
例えば、普段は自分の意見をはっきり伝えられる人でも、上司や目上の人を前にすると、急に言葉が出てこなくなることがあります。
親しい友人には気軽に頼み事ができるのに、職場では誰にも頼れない人もいるでしょう。
同じ「意見を伝える」「人に頼る」という行動でも、相手や状況によって感じる抵抗は違います。
そこには、
「目上の人には逆らってはいけない」
「仕事では、できない自分を見せてはいけない」
といった考え方が関係している可能性もあります。
このように、メンタルブロックを理解するには、どんな思い込みがあるのかだけでなく、
「どんな場面で、どのような心の反応が起こりやすいのか」
にも目を向けることが役立ちます。
ホロスコープから、心のブレーキを読み解く
自分のメンタルブロックについて考える方法のひとつとして、私はホロスコープを使った星読みを活用しています。
ホロスコープとは、生まれた瞬間の天体の配置を図に表したものです。
西洋占星術では、太陽や月、水星、金星、火星などの天体が位置する星座やハウス、天体同士の関係などを組み合わせ、その人の性質や価値観、欲求などを読み解いていきます。
例えば、月は感情や安心感、心が求めるものなどを象徴する天体です。
土星は、責任や制限、規律、課題などと結びつけられます。
また、天体同士が形成するアスペクトと呼ばれる角度からは、それぞれの性質や欲求がどのように関わり合うのかを解釈します。
例えば、月と土星の間に緊張を表すアスペクトがある場合、感情を素直に表現したい気持ちと、感情を抑えようとする意識との間に葛藤が生じる、という読み方が考えられます。
そこから、「感情を表に出してはいけない」という思い込みや、自分の気持ちを抑え込む傾向について考えていくこともできます。
もちろん、その配置があるからといって、実際にそうしたメンタルブロックを持っていると決まるわけではありません。
占星術によって、心理的な問題や過去の経験を客観的に特定できるわけでもありません。
それでも、天体が持つさまざまな象徴を組み合わせることで、自分では意識していなかった考え方や心の葛藤について、違う角度から考えるきっかけになることがあります。
心のブレーキに気づくと、何が変わる?
例えば、「人に頼るのが苦手」という人が、自分の中に「人に迷惑をかけてはいけない」という考え方があることに気づいたとします。
それまで当たり前だと思っていたことに気づくと、
「本当に、人に頼ることは迷惑なのだろうか?」
「自分が誰かに頼られたときも、迷惑だと感じるだろうか?」
そんなふうに、自分の考え方を見直すことができるかもしれません。
もちろん、思い込みに気づいたからといって、すぐに行動が変わるとは限りません。
長年持ち続けてきた考え方を変えるのは、簡単なことではないと思います。
それでも、今まで当然だと思っていたことを、別の角度から考えられるようになると、選択肢が増えることがあります。
「人に頼ってはいけない」
ではなく、
「必要なときには人に頼ってもいい」。
「失敗してはいけない」
ではなく、
「失敗する可能性があっても、挑戦することはできる」。
そんなふうに、これまでの考え方だけに縛られず、違う選択ができるようになるかもしれません。
自分の心のブレーキを、知ることから
メンタルブロックは、必ずしも自分で自覚できるものばかりではありません。
自分では当たり前だと思っている考え方が、知らないうちに行動や選択を制限していることもあります。
そして、その背景にどんな思い込みや価値観があるのかは、人によって異なります。
大切なのは、無理に自分を変えようとすることよりも、まず自分がどんな考え方をしているのかを知ることなのだと思います。
ホロスコープは、そんな自分自身の心の動きを、いつもとは違う角度から見つめるためのひとつの手がかりです。
「どうして私は、こういうときに行動できなくなるんだろう?」
そんな疑問を感じたとき、自分の中にある心のブレーキについて考えてみる。
そこから、今まで気づかなかった自分の一面や、新しい選択肢が見えてくるかもしれません。
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