株はまっとうな金融商品、FXは? Part2

株はまっとうな金融商品、FXは? Part2

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マネー・副業
今回はプロのファンドマネージャーの話をしましょう。
またクイズを出します。

ファンドマネージャーXの運用する日本株ファンドの2022年のパフォーマンスはマイナス5%でした。
ファンドマネージャーYの運用する日本株ファンドの2023年のパフォーマンスはプラス10%でした。
さて、どちらのファンドマネージャーの方が優秀と言えるでしょうか?

正解は…、これだけではわかりません。基準がわからないからです。
では、基準とはなんでしょうか?
日本株であれば日経平均あるいはTOPIXが基準となります。この基準を一般的には「ベンチマーク」と呼びます。
どちらのファンドマネージャーが優秀かはベンチマークとの比較で判断します。
日経平均の2022年の騰落率はマイナス9.4%、2023年の騰落率はプラス28.2%です。
2022年のXのファンドはベンチマークを4.4%上回っています、(マイナス5%―マイナス9.4%=プラス4.4%)
一方、2023年のYのファンドはベンチマークを18.2%も下回っています、(プラス10%―プラス28.2%=マイナス18.2%)
したがって、少なくともこの情報からはXの方が優秀なファンドマネージャーと言えます。(「少なくともこの情報からは」という断りを入れたのは、たまたまXは2022年だけベンチマークを上回り、Yは2023年だけベンチマークを下回ったということもあるからです。)

ここから一つ大事なことがわかります。(他にも大事なことがありますが、今回は1点だけ指摘します。)
2022年のXのファンドはベンチマークを上回りましたが、リターンはマイナスです。一方、2023年のYのファンドはベンチマークを20%近く下回る悲惨な状況ですが、それでも資金は10%増えています。
投資というものは本来、相場が良ければ儲かり、相場が悪ければ損をするものです。
優秀なファンドマネージャーでも相場が悪ければ資金を増やせません。
FXに手を出す人は、「毎月○○万円稼ぎたい」「毎月資金を〇○%増やしたい」と「安定収入」を夢見る人が圧倒的に多いですが、そんなことは誰にもできませんし、「誰にもできない」という当たり前の事実さえFX会社は教えてくれません。
できないことを一生懸命やろうとして、結局は資金を溶かす―これがFXの個人投資家の一般的なカスタマージャーニーなのです。

次回は株とFXの違いをさらに説明します。


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