私は中学、高校と陸上部で中・長距離を走っていました。
試合、記録会。と言うのは定期的にありました。
でも、例えばその記録が何かの選考に上がる、その時の結果で判断される。とか。
リレーメンバー(4×400mリレーです……なんで走らされたのか……)の先輩はこれで引退する。とか。
駅伝。とか言ったらそれこそ年に1回しかない訳です。
だから、その時の結果が採用されます。
やり直しはききません。
ただ、駅伝で1位との差が10秒だったから、5人で走って、一人一人があと2秒早く走れば追いついたんだ。みたいな結果論は嫌いでした。
それは正々堂々とした勝負から外れる気がするのです。
1位になれるだけの実力はあったのかもしれませんが、負けは負け。
2位は2位なのです。
***
また、音楽活動をしていた時、やりたくはありませんでしたが人前で歌いました。
歌詞を間違えたら駄目なのです。
……。
間違えたことはあります……。
自分の曲なら、最悪はじめて聞く人にはわかりませんよ。
そういう問題じゃない。のです。
カバー曲だと本当に辛いです……。
あとで、ここ間違えてたね。と、お客さんや同じ出演者の方に言われることもありました。
そうなってしまうのです。
やり直しはきかないのです。
***
もちろん、私の人生がそこで終わる訳ではありません。
でも、その瞬間は返らないのです。
その時、実力を発揮できなかっただけ。と、いくら自分が思っていたとしても。
相手には、「あの子は歌詞を間違えた子」とそうなるのです。
それが事実です。