〜「ありがとう」は、言えるうちに伝えておこう〜
いつでも伝えられると思っていた、その言葉。
こんにちは、天音 海です。番外編パート2になります。
よろしくお願いいたします。
今回は、前回の「喉元過ぎれば熱さを忘れる」に続き、感謝についてもう少しお話ししたいと思います。
皆さんは、大切な人に「ありがとう」と伝えていますか?
家族や恋人、友人、職場の仲間。
いつも自分のそばにいてくれる人や、困ったときに助けてくれる人。
そういった身近な人ほど、改まって感謝の言葉を伝える機会、意外と少ないのではないでしょうか。
「言わなくても分かってくれているだろう」
「今さらありがとうなんて、ちょっと照れくさいな」
「また今度、何かの機会に伝えればいいか」
そんな風に思っているうちに、時間だけが過ぎてしまう事もありますよね。
私自身も、振り返ってみれば、もっと感謝を伝えておけば良かったと思う事があります。
でも、人との関係というのはいつまでも同じ形で続いていくとは限りません。
今日は、そんな「ありがとう」という言葉について、少し考えてみたいと思います。
⭐ 身近な人ほど、感謝の言葉を忘れてしまう⭐
例えば、毎日一緒に暮らしている家族。
朝起きれば朝食が用意されていたり、仕事から帰れば「おかえり」と声を掛けてくれたり。
疲れている時には、何も言わずにそっとしておいてくれる。
そんな何気ない日常が続いていると、いつの間にかそれが当たり前になってしまう事があります。
でもよく考えてみると、当たり前のことなんて一つもないんですよね。
食事を作ってくれる人にも、疲れている日があります。
自分の話を聞いてくれる人にも、悩みを抱えている日があります。
それでも、自分のために時間を使ってくれている。
そこには、その人なりの優しさや思いやりがあるのだと思います。
恋愛でも同じ事が言えますよね。
付き合い始めた頃は、彼からLINEが届くだけで嬉しかった。
忙しい中、少しでも会う時間を作ってくれた事が、本当にありがたかった。
「会いに来てくれてありがとう」
「今日も一緒に過ごせて嬉しかったよ」
そんな言葉を、自然に伝えていたのではないでしょうか。
でも付き合いが長くなるにつれて、少しずつ変わってしまうことがあります。
連絡をくれるのが当たり前。
会いに来てくれるのが当たり前。
自分の話を聞いてくれるのも当たり前。
そして相手が何かしてくれなかった時に、感謝よりも不満が先に出てしまう。
「どうして連絡してくれないの?」
「前はもっと優しかったのに」
そんな風に感じることもあるでしょう。
もちろん、寂しい気持ちや不満を我慢する必要はありません。
ただ、相手が今まで自分のためにしてくれた事まで、忘れてしまいたくはないですよね。
長く一緒にいるからこそ、「ありがとう」という言葉を大切にしていきたいものです。
⭐ 「いつでも伝えられる」と思っていたのに……⭐
人との別れは、必ずしも前もって分かるものではありません。
恋人との別れもあれば、友人との疎遠、転職や引っ越しなどによって、自然と会わなくなってしまう事もあります。
そして、もう二度と会えなくなってしまう別れもあります。
それまで当たり前のように顔を合わせていた人と、突然会えなくなる。
「あのとき、もっと優しくしておけばよかった」
「最後に会ったとき、ちゃんとありがとう!って言えばよかった」
「また会えると思っていたのに……」
普段は何気なく交わしていた会話も、もう一度話したいと思った時にはそれが叶わないこともあります。
あのとき、くだらない話で笑い合ったこと。
何でもないことで言い合いになったこと。
自分が落ち込んでいる時に、黙って話を聞いてくれたこと。
時間が経ってから、そんな何気ない出来事を思い出す事もありますよね。
でも、不思議なものです。
一緒にいる時には、なかなか気付けないんです。
その人がそばにいてくれる事が、どれほどありがたい事なのか。
そしてその人と過ごせる時間が、決して当たり前ではないということに。
もちろん、いつか別れが来るかもしれないからといって、毎日そんな事ばかり考えていたら疲れてしまいます。
ただ、ふと思い出した時にでも、
「いつもありがとう」
そんな一言を伝えられたらいいですよね。
特別な日でなくてもいいんです。
誕生日でも、記念日でもなくていい。
何でもない日に伝える「ありがとう」だからこそ、相手の心に残る事もあるのではないでしょうか。
⭐ 感謝しているつもりでも、相手には伝わっていないことがある⭐
これは、恋愛相談でも感じる事があります。
例えば、彼女のために仕事を頑張っている男性。
少しでも良い生活をさせてあげたい。
将来のために、お金を貯めておきたい。
そんな気持ちから、毎日一生懸命働いている。
男性としては、それが彼女への愛情表現なのかもしれません。
でも、彼女からすると、
「最近、全然会ってくれない」
「仕事ばかりで、私のことはどうでもいいのかな」
そんな風に感じてしまう事もあります。
反対に、彼のために食事を作ったり体調を気遣ったりしている女性。
彼が喜んでくれると思って、色々な事をしてあげている。
でも、彼からは何も言われない。
それどころか、いつの間にかしてもらう事が当たり前になっている。
そんな状況が続けば、女性だって寂しくなりますよね。
「別に、お礼を言ってほしくてやっている訳じゃないけど……」
そう思いながらも心のどこかで、
「たまには、ありがとうくらい言って欲しいな」
と感じてしまう。
これって、ごく自然な気持ちだと思うんです。
男性目線からお話しすると、男性の中には感謝していてもそれをわざわざ言葉にしない人もいます。
「いつも助かっているよ!」
「本当にありがたいと思っている」
心の中ではそう感じていても、照れくさくて口に出せない。
でも言葉にしなければ、相手には伝わらない事もあるんですよね。
どれだけ長く一緒にいても、相手の心の中まですべて分かる訳ではありません。
だからこそ、感謝しているのであれば、たまには言葉にして伝えてみてもいいのではないでしょうか。
「ありがとう」は、思っているだけではなく、伝える事で初めて相手に届く事もあるのです。
⭐ たった一言の「ありがとう」に救われることもある⭐
皆さんは、誰かから言われた「ありがとう」が、今でも心に残っている事はありませんか?
自分では大した事をしたつもりがなかったのに、相手から心から感謝された。
そんな経験がある方もいらっしゃると思います。
例えば、仕事で忙しそうにしている同僚を少し手伝ったとき。
「本当に助かったよ。ありがとう」
そう言ってもらえるだけで、こちらまで嬉しくなる事がありますよね。
また、落ち込んでいる友人の話を聞いたとき。
何か気の利いたことを言えた訳でもない。
ただ、相手の話を聞いていただけ。
それなのに、
「話を聞いてくれてありがとう。少し気持ちが楽になったよ」
そんな言葉をもらったら、やっぱり嬉しいものです。
自分がしたことが、誰かの役に立っていた。
自分の存在が、少しでも相手の支えになっていた。
そう感じられる事は、人にとって大きな喜びになるのではないでしょうか。
ただ、感謝の言葉が欲しいからといって、無理をして誰かのために頑張り続ける必要はありません。
自分自身が疲れてしまっては、元も子もありませんからね。
出来る時に、出来る事をする。
そして、誰かに何かをしてもらった時には、素直に感謝を伝える。
それくらいの自然な関係が、私はいいと思っています。
⭐ 感謝を伝えたい相手が、今もそばにいるのなら⭐
ここまで読んでくださった皆さんの中には、ふと誰かの顔が思い浮かんだ方もいらっしゃるかもしれません。
いつも自分を気に掛けてくれる家族。
忙しい中でも、時間を作ってくれる恋人。
困ったときに、何度も相談に乗ってくれた友人。
仕事で失敗したときに、さりげなくフォローしてくれた同僚。
あるいは、もう何年も会っていないけれど、今でも感謝している人がいるかもしれませんね。
もし、その人と今も連絡が取れるのであれば、久しぶりに一言伝えてみるのもいいと思います。
「そういえば、あのときは本当にありがとう」
そんなLINEが突然届いたら、相手は少し驚くかもしれません。
「どうしたの? 急に(笑)」
なんて返信が来るかもしれませんね。
でも、それでいいんです。
照れくさくても、少し不器用でも。
感謝の気持ちが伝われば、それで十分なのではないでしょうか。
もちろん、過去に傷つけられた相手や今は距離を置いている相手にまで、無理に連絡する必要はありません。
感謝の気持ちを持つことと、もう一度関係を築くことは別の話ですからね。
ただ、今も自分のそばにいてくれる人。
これからも大切にしていきたいと思っている人。
そんな人には、感謝の言葉を惜しまずに伝えていきたいものです。
⭐ 最後に、私からお伝えしたいこと⭐
人は、失って初めて気付く事があると言います。
でも、本当は失う前に気付けたら、それが一番いいですよね。
いつもそばにいてくれる人。
何気ない会話ができる人。
自分のことを心配してくれる人。
そんな存在が、今の自分にとってどれほどありがたいものなのか。
忙しい毎日の中では、なかなか考える機会もないかもしれません。
私自身も日々の生活の中で、つい感謝の言葉を忘れてしまう事があります。
後になって、
「あのとき、ちゃんとお礼を言っておけばよかったな…」
と思う事もあります。
人間ですから、いつも完璧には出来ませんよね。
でもだからこそ、気付いた時に伝えればいいのだと思います。
「いつもありがとう」
「今日も助かったよ」
「あなたがいてくれて、本当に良かった」
そんな何気ない言葉が、相手にとっては思っている以上に嬉しいものかもしれません。
そして感謝の気持ちは、何か特別な事をしてもらった時だけに生まれるものではないと思うんです。
今日も元気に顔を合わせられたこと。
何でもない話をして、一緒に笑えたこと。
疲れたときに「お疲れさま」と声を掛けてもらえたこと。
そんな小さな出来事の中にも、感謝出来る事はたくさんあるのではないでしょうか。
ただ、感謝を伝えることが出来なかったからといって、過去の自分を責め続ける必要もありません。
もう会えなくなってしまった人への感謝は、心の中で大切にしていてもいいと思います。
その人から受け取った優しさを忘れず、今度は自分が誰かに優しく出来たら。
それも、一つの感謝の形なのかもしれませんね。
「ありがとう」は、言えるうちに伝えておこう。
いつでも伝えられると思っていた言葉が、いつか伝えられなくなってしまう前に。
大切な人が、今も自分のそばにいてくれるうちに。
照れくさくても、不器用でも構いません。
たまには、素直な気持ちを言葉にしてみてはいかがでしょうか。
もしかしたら、その一言が相手にとって忘れられない「ありがとう」になるかもしれません。
そして、私からも一言。
数あるブログの中から、こうして私のブログを見つけてくださり、最後まで読んで頂けること。
本当にありがたく思っています。皆様には感謝しかありません😊
皆様から頂く温かいお言葉や、ご縁の一つ一つが、私自身の励みにもなっています。
これからも、そんなご縁を大切にしながら、皆様の心に少しでも寄り添えるような言葉をお届けしていきたいと思います。
いつも本当にありがとうございます。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
占い師 天音 海