”そこそこ”の罠

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新年あけましておめでとうございます。
皆さん、本年もどうぞよろしくお願い致します。

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さて、年末に1年の振り返りをした方、
新しい年の始まりに、今年の目標や希望に想いを馳せた方
etc.

皆さん、様々な思いで新年を迎えられていることと思いますが、ここで皆さんに私から質問させて下さい。

「あなた自身、現状に満足していますか?」
そして、もう1つ。
「現状に不満はありますか?」

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「YES」という答えの中に、
「う~ん・・・まぁそれなりに」
も含むとするならば、ほとんどの方がどちらの質問にも
「YES」
と、答えるんではないでしょうか。


中ランクが売れる訳

人は"そこそこ"の状態で、満足する生き物です。

極上の、とびっきりの幸せではなく、
「そこそこの幸せ」
で、満足なのです。

なぜなら、自分は特別な人なんかではなく、
「そこそこの人間」
だから。

極悪非道な悪いコトもしていないけど、神様のような精神の持ち主でもない。
だから、”そこそこ”幸せなら、それで良い。

人はあらゆる物を比較・検討した時、その中で最上級の物を選ぶコトは、まずありません。
・洋服やジュエリー等の買い物
・レストランでの食事
・車
・仕事
・恋人や生涯共にするパートナーでさえも
よっぽど
「コレにする!」
と決めていない限り(例えば「今日は結婚記念日だから、超高級ホテルで食事する」等でない限り)、一番高価でスペックが高いものでも、安価で最低ランクのものでもなく、真ん中より少し上の"中の上クラス"を選ぶコトが多いと言われています。

松竹梅で言うところの、"竹"ですね。
実際に店舗では、中ランクの価格帯の物を、在庫としてたくさん用意します。
一番売れるからです。

すぐ目の前に最高のものがあるのに、もったいないと思いませんか?

でもこれ、実は自分を守るための防御反応でもあるのです。

「自分にこんな高価なものは、不釣り合いではないだろうか」
という不安があると、その幸せを受け取るコトに恐怖を感じてしまいます

「幸せすぎて怖い」
「こんなに良いコトが続いたら、次は悪いコトが起きるに違いない」
というような感じです。

そもそも
「自分にこんなものは不釣り合い」
の前には、
「そこそこな自分に」
が、付いて回ります。

あなたが"中ランク"のものを選ぶ理由は、"あなたの自己評価"が軸になっているのです。

+αの自己評価

以前に読んだ、心屋仁之助さんの著書に、
「そこそこの自分には、そこそこの幸せが来る」
と、書いてありました。

思いっきり幸せになりたい人は、自己評価を高く持てば良いんだそうです。

自己評価を底上げすると、
「自分はスゴイ人だから、幸せになって良いんだ」
と、幸せを受け取るコトに恐怖感がなくなり、いつの間にか、本当にめちゃくちゃ幸せになっているんだそうです。

本当かどうかは分かりません。

それに
「自分はスゴイ人だ」
なんて思うのは、何だかちょっと気が引けます。

「まぁでも…」
と、私は試しに、自己評価に+αをつけようと思いました。

自分が思うよりも少しだけ高く、自分を見積もってみる。
自己評価なので、自分がただ、心の中で思うだけです。

高く見積もりすぎると、そこに追い付こうとしてしんどくなったり、態度に出てしまった時に他者評価との差がありすぎると、
「傲慢なヤツ」
と思われてしまいそうですが、自己評価にほんの少し+αするだけなら自由です。

自分で自分のコトをどう評価しようと、自分の好きにして良いんです

日本人は謙虚さを美徳とする文化なので、自己評価を少し高く見積もっているぐらいの方が、ちょうど良いのかもしれません。
そう思って過ごすだけで、今よりもちょっと上のランクの幸せが手に入るなら、儲けもんです(笑)

最初は少し戸惑ったりするかもしれませんが、それを続けていくと、今よりちょっと幸せな状態を普通に受け取れるようになるのだそう。

そうして、今よりちょっと幸せな状態を普通に受け取れるようになったら、またその時の自分より+αの自己評価をしてみる。
そうすると、またそれよりちょっと幸せな日常がやって来て。。。

こんな良い循環のループが続くと、素敵だと思いませんか?

誰もがみんな、等しく幸せになる権利はあります
もしも意識だけで変われるなら、ちょっとくらい背伸びして、少しだけ上の幸せをもらっても良いと思いませんか?

「そこそこの罠」
にハマらなくなった1年後、3年後、5年後…

私はどうなっているのでしょうか。。。?


1年後、3年後の私

実はこの記事を初めて書いたのは、2019年6月5日
(私は元々はてなブログやnoteで、ブログ投稿をしていました。)

それから1年と少し経った頃に、気づいたコトです。

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1年後の私

自己評価を+αすると、不思議なコトに、それに合わせて自然と実力も伴ってきました

「少し頑張ったら、これくらいは出来るかな」
と思ってたコトが、いつの間にか普通に、意識しなくても出来るようになっていたりします。

そして何より、私は確実に1年前よりも幸せになっていました‼
(そのコトに改めて気づいた時は、自分が一番びっくりした程です。)

これを初めて書いた頃(2019年6月)は、管理職としてバリバリ働いて、会社に貢献しようとがむしゃらな時期でした。

それから1年後の私は、その会社を退職し、キャリアコンサルタントの資格取得に向けて、新たな道を進もうとしているところ。

以前までの私には想像もしなかった出逢いがあり、想像もしなかった環境に、私はいたのです。

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そして、3年後

初めてこの記事を書いてから、3年後の2022年

私はキャリアコンサルタントの資格を取り、個人事業主として開業。
キャリアコンサルタントの資格を目指している方のサポートやカウンセリング、講師のお仕事などを頂きながら、やりたいコト・出来るコトをコツコツと続けています。

会社員として働いていた頃には、全く想像もできなかったお仕事。
新しい刺激もたくさんの環境に身を置きながら、悠々自適な生活を楽しんでいます。

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そして今、この記事を書きながら、さらに2年後(”そこそこ”の罠にハマらない生活を意識してから5年後)の私は、どんなコトをしているのかな~?と、ワクワクしながら想像しています♪

心の中で、ほんの少~し意識を変えるだけ。

思わぬ特典満載で、めちゃくちゃオススメです!!
+αの自己評価、皆さんもぜひ実践してみて下さい。

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