どんな気持ちも、あっていい

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不安、落ち込み、悲しみ、悔しさ、寂しさ…。
自分にとって一見ネガティブな感情が現れた時、まず真っ先に排除しようとしない。
これって、とても大切なことのように思います。

ネガティブな方向に心が傾くと、ついつい「ダメだ」とその感情にブレーキをかけてしまうことってありませんか?
不思議なことに、排除しようとすればするほど、そのネガティブな感情は大きくなっていきます。



ネガティブな感情は、自分の中の “もう一人の自分” からのお知らせです。
「ちょっと話を聞いてほしいんだ。今、本当はこんなことを思っているの。本当はあの時、こんな気持ちだったの。」

話を聞いてあげるまで、その “もう一人の自分” は形を変えながら、お知らせを続けます。今のあなたに気付いて欲しいからです。




・・・今日、以前買った絵本「ねむとココロ」をふと読み返していて、ハッとさせられる言葉に出会いました。


たのしいは みらいがみえる
うれしいは じしんがつく
かなしいは ひとのいたみがわかる
くやしいは ほんとうのじぶんをしれる

いらないキモチなんて ひとつもないんだよ


ー絵本「ねむとココロ」 より引用
そう、“いらないキモチなんて、ひとつもない” のです。

真っ先に排除しようとせずに、「どうしたの?」「何が怖いの?」「何が悲しかった?」「今どんな気持ち?」と、まずは話を聞いてあげてみてください。

もしあなたが、悲しい出来事を友人に聞いて欲しいと思った時。
一生懸命話しかけて無視をされてしまったら、とても悲しい思いをするのではないでしょうか。


ネガティブな感情が出てきたら、“もう一人の自分” の話を聞いてあげる。
そして、「そんな気持ちだったんだね」「それでもいいんだよ」と、話に相槌を打ってあげる。
すると、排除しようとしていた時よりも、ネガティブな感情が大きくなりにくいことに気が付きます。

よく「自分を受け入れる」という言葉がありますが、
受け入れるって “話を聞いてあげる”こと。 そして、相槌を打ってあげることなのではないでしょうか。

私たちは、本当は誰でもなく、「自分自身に一番話を聞いてもらいたい」と思っているはずです。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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