心が合わないのではなく、呼吸が合わないこともある

心が合わないのではなく、呼吸が合わないこともある

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コラム
ご相談をお受けしていると、

「価値観が合わないんです」

というお話を伺うことがあります。

たしかに価値観の違いは、人間関係に影響します。

ですが実際には、それだけでは説明できない違和感もあります。

相手が悪いわけではない。

大きな問題があるわけでもない。

それなのに、一緒にいると何となく疲れてしまう。

そんな感覚です。

暮らしを共にする関係では、

「どんな環境で心地よく過ごせるか」

も大切な要素なのだと思います。

静かな環境が落ち着く人もいれば、多少賑やかな方が心地よい人もいます。

規則正しい生活が合う人もいれば、その日の流れを大切にしたい人もいます。

どちらが正しいということではありません。

ただ、向いている環境が違うことはあるのです。

その違いを長く見過ごしていると、心より先に身体が反応することがあります。

食欲が落ちる。

眠りが浅くなる。

疲れが抜けない。

気づけば呼吸が浅くなっている。

逆に、自分に合った環境に身を置くと、不思議と楽になることがあります。

私自身も、最近は、空を見上げたり、小鳥のさえずりを聞いたりする時間の中で、肩の力が抜けていくのを感じています。

「環境が人に与える影響は思っている以上に大きいのかもしれない」と感じています。

人は苦しいとき、

「もっと頑張らなければ」

と思いがちです。

でも、本当に必要なのは努力ではなく、環境を見直すことかもしれません。

もし今、理由は分からないけれど息苦しさを感じているなら、

「私はどんな場所で、どんな関係の中でなら自然に呼吸ができるだろう」

そんな視点で、自分自身を見つめてみるのもひとつの方法かもしれませんね。
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