加藤(かとう)の名字ルーツ|「かな」で眺めてみたら

加藤(かとう)の名字ルーツ|「かな」で眺めてみたら

記事
コラム
もし、私たちの名字が
漢字ではなく、仮名で書かれていたら。

それも、
少し崩した文字だったら、
どんなふうに見えるでしょうか。

今回は、
「加藤(かとう)」さんの名字を
音と文字のかたちから眺めてみます。

「加藤」という名字が生まれた背景

「加藤」という名字は、
地名と家系の両方を背負った名字です。

そのルーツは、
平安時代にまでさかのぼります。

「加藤」とは、
「加賀の国にゆかりのある藤原氏」
を意味しています。

藤原氏と「加賀」

藤原北家利仁流の血を引く
藤原景道が、
加賀介(かがのすけ)
――国司を補佐する役職――
に任じられました。

そのことから、
加賀の国
藤原氏
を合わせて、
「加賀の藤原」=「加藤」
と名乗るようになったと伝えられています。

名字そのものが、
その人の立場や土地との結びつきを
表していた時代の名残です。

 「かとう」を音から分けてみる

ここからは、
意味だけでなく、
音と文字のかたちに目を向けてみます。

仮名はもともと、
漢字をくずした形(字母)から
生まれました。

「かとう」を
字母で分けてみると——
・可
・加
・閑
・止
・登
・宇

これらの字母をもとに、
草書風・くずし字風に表してみると、

流れるような
「かとう」というかたちが
浮かび上がってきます。
katou.png


文字のかたちが語るもの

実際の戸籍で、
このような仮名のくずし字が
使われることはありません。

それでも、
音から文字のかたちを眺めてみると、
見慣れた名字が、
少し違って見えてくることがあります。

「由来を正確に調べる」
その一歩手前に、
ただ、眺めてみる
という入口があってもいい。

「加藤」という名前に残る風景

地名を背負い、
家系を示す名字。

「加藤」という名前の中には、
土地に根を張り、
役割を担って生きてきた
人々の姿が、残っています。

名字は、
小さな歴史のかけら。

それに目を留めるだけでも、
自分のルーツとの距離は
少しやわらぎます。

小さな「ルーツの旅」から

家系図や先祖調査というと、
「きちんと調べないといけない」
と思われがちです。

けれど、
実際にはその手前で、
立ち止まる方も少なくありません。

・相続のときに集めた戸籍
・昔、親が取ってくれていた戸籍
・一式そろっている気はするけれど、よく分からない書類

それらを前にして、

「これ、家系図づくりに使えるのかな」
「もう一度、最初から取り直す必要がある?」

そんな疑問が浮かぶのは、
とても自然なことです。

判断がつかない、という段階


戸籍を読み、
家系図を作り、
その先で立ち止まったとき。

実は一番多いのは、
「分からないから進めない」ではなく
「どう考えればいいのか判断できない」という状態です。

この家の場合、
どこまで分かっていて、
どこからが次の一手なのか。

その整理がつかないまま、
引き出しに戻されてしまう戸籍も
たくさんあります。

集めた戸籍を、判断するために


そこでご用意したのが、

「集めた戸籍が家系図や先祖調査に使えるかどうかを判断するためのPDF」です。

・今ある戸籍で、どこまで分かるのか
・何が足りていて、何が足りないのか
・「ここから先に進める家」なのかどうか

そんなポイントを、
順番に整理できる内容になっています。

進むかどうかは、判断してからでいい


すぐに家系図を作らなくてもいい。
先祖調査を始めなくてもいい。

まずは、今ある戸籍が「使えるのかどうか」
それを知るだけでも十分です。

もし、
「自分の家の場合で確かめてみたい」
「一人では判断がつかない」

そう感じたら、
戸籍をもとに
一緒に整理するご案内もしています。

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