タロット解説☆スートごとの特徴☆小アルカナ・8

記事
占い
 大アルカナは人間にとって普遍的なテーマを表しているのに対し、小アルカナは日々起こる出来事に対する想いを表しています。
 数字の8は、無限大∞(レムニスケート)や八方ふさがり・八百万(やおよろず)が表すように、「全て」とか「とても多くの数」といった意味があります。
 また2つの〇が重なってることから2つの世界を結びつける「統合」、全てが繋がって循環している感じから「継続・繁栄」といった感じになります。
 これに各スートが表すエレメントの性質を組み合わせてリーディングしていきます。


スライド29.JPG
ワンドは木の棒、火のエレメント、木の棒はよく燃えます。
火のエレメントが象徴するのは熱意や情熱、男性性で能動的です。
8本の木の棒が勢いよく空を飛んでいます。
タロットは人が描かれているカードがほとんどなのですが、このワンドの8とソードの3だけは人が描かれていません。
これは人知の及ばない力が働いて、自分でコントロールできないほどの勢いがあることを意味します。
数えきれない情熱のエネルギーが問答無用な勢いで流れてきて…
といったとこから、突然のチャンスが舞い込んでくる・勢いに乗るしかない、といった感じになります。


スライド30.JPG
カップは聖杯、水のエレメント、水を入れる器です。
水のエレメントが象徴するのは感情や直感力、女性性で受動的です。
赤い服を着た人が、積み上げられた8つのカップに背を向け立ち去ります。
 カップの7で見たたくさんの想いが統合し価値観が変わった結果、心が次へと移っていることを意味しています。
次のステージへ進むために、いままで大事にしていた想いは置いていくことに…
といったとこから、心機一転・再び歩みだす、といった感じになります。
スライド31.JPG
ソードは剣、風のエレメント、研ぎ澄まされた道具で空を切ります。
風のエレメントが象徴するのは知性や判断力、男性性で能動的です。
ソードで周りを囲まれ、縛られて目隠しをされた女性が水たまりにたっています。
情報や知識でがんじがらめになって、自ら動く事ができなくなっています。
でも足元はぬかぬんでいるし、縛っている布のも緩めで絶体絶命という感じではなく…
といったとこから、一時的な忍耐・苦しい状況で助けを待つ、といいた感じになります。

スライド32.JPG
ペンタクルは金貨、地のエレメント、鉱石や金は地中に埋まっています。
地のエレメントが象徴するのは物質や価値、女性性で受動的です。
職人が、ペンタクル(金貨)に五芒星を彫る作業に集中しています、手作りなのか壁に掛けてあるペンタクルは形がバラバラです。
ペンタクルは物質や現実的なものを象徴し、長い時間を掛けコツコツ積み重ねた先に物質は形成されます。
彼の腕はまだ未熟ではあるけれど、目の前にある金貨を造ることに集中し…
といったとこから、集中力が高まっている・着実に進歩している、といった感じになります。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す