声の大切さ

先日、某テレビ局の番組で、20年ぶりに声を取り戻した女性の話がありました。その女性は難病を患ったため、自分の声を失ってしまいました。人と話したくても話せない、思いを伝えたくても伝えられない…とてももどかしい思いだろうなと思いました。

そんな彼女の思いに答えるように、某大学の研究チームが、声を失った人のために研究を重ね、声を再現できる装置を開発しました。彼女はその装置に巡り合い自分で声を発することができるようになったのです。

その装置を使い彼女が最初に発した言葉は、話せなくなってから出会い結婚した今のご主人の名前でした。

20年間も話せなかった彼女にとって、発したい言葉はたくさんあっただろうと思います。その中でご主人の名前を呼んだことに、私はとても深い愛情を感じました。呼ばれたご主人はもちろん涙、涙…見ている私も涙、涙でした。この方がおっしゃっていたのは、”耳で聞く言葉には重みのある魂がこもっている”と。

私達は普通に声を出していますが、声を出すことがこんなに大切な事なんだと改めて感じました。

私がこうして電話を通じて皆さんのご相談にのれるのも、皆さんがご相談できるのも、すべて声のおかげ。

声で悩みを聞き心の感情を理解し、元気づけることができる。

声で悩みを打ち明け心を整理する。話すことで気持ちが整理できる。

本当に、昔から”言霊”と言う言葉があるように声には魂がこもっていると思います。それだけ声から発せられる言葉はパワーをもっています。

斎藤一人さんも良くおっしゃっていますね。天国の言葉を使おうと。

ポジティブな言葉を使うと自然と良いことが引き寄せられてきます。

反対に不平不満ばかり言っている人には良い引き寄せはないように思われます。どうしても言葉の波動が、不平不満を引き寄せるのですよね。

ですので日頃から良い言葉を使う方がお得です！

私はいつも皆さまの声のトーンを感じながら鑑定をしています。お話が終わるころに声のトーンが明るくなるとそこに喜びを感じます。

声は人の心の反映です。いつも心に太陽を！ではないですが（笑）これからも声を大切にしながら、皆さんの声のトーンが明るくなるようなそんな鑑定ができるように答えていきたいと思います。

黒ねこチュンチュ