テスター一致で確かめること

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IT・テクノロジー
前回は「動くだけでは足りない」というお話をしました。今回は、元のEX5と復元したMQ5が「一致している」と判断するために、具体的に何を見ているかをご紹介します。

条件をそろえる

まず、両方を同じ条件で回します。銘柄、時間足、ティックのモデル、初期証拠金、期間、inputの値。どれか1つでも違うと比べる意味がなくなるので、ここは機械的にそろえます。

約定ごとに見る項目

テスターの約定履歴を並べて、次の点を1件ずつ比べます。
・エントリーの件数が同じか
・各エントリーの時刻が秒まで同じか
・買い/売りが同じか
・ロットが同じか
・決済が、同じロットの次の反対約定と対応していて、決済時刻が同じか
・1約定あたりの損益の差が0.08以内か
・レポートの総損益が一致するか
損益に小さな許容幅を設けているのは、計算上の端数の扱いで生じるわずかな差を見るためです。時刻や件数、売買方向には幅を設けていません。

期間とinputを変えて確かめる

1つの期間で合っても、それだけでは安心できません。特定の期間だけたまたま合う、ということがあるからです。そこで私は、次の組み合わせでも突き合わせています。
・ご指定の短い期間
・そこから遡る約1年
・重ならない約90日を複数
・オンオフのinputを1つずつ切り替えた状態
普段は使わない設定にしたとき、別の分岐が動きます。そこまで合わせておくと、改修で設定を変えたときにも安心です。この組み合わせは自動で回して照合しています。

数値を「合わせにいかない」

もう1つ大事にしているのは、ロジックの数値は実行ファイルの中から取り出し、バックテストの損益に合わせて作り替えないことです。結果に合わせて調整すると、見た目の数字は近づいても、別のEAになってしまうからです。

照合結果は納品物に含めます

元EX5と復元版のテスターレポート、一致を確認した期間とinputの一覧を、.mq5と一緒にお渡ししています。ご自身でも同じ条件で回して確かめられるようにするためです。
権利者の方のMT5 EAが対象です。詳しい条件はサービスページにまとめています。
▼EX5をテスター一致のMQ5に復元します
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