AIで作ったアプリを公開する前に、見ておきたい5つのこと

記事
IT・テクノロジー
こんにちは。株式会社X-Styleの中村です。

Claude CodeやCursorを使って、自分でアプリを作る方が増えました。画面が動いた瞬間はとても嬉しいものです。ただ、そのまま公開する前に、ぜひ一度立ち止まって見ておいてほしいところがあります。

AIは「動くもの」を作るのが得意です。一方で、「動いているけれど危ないもの」も、同じように作ってしまいます。作った本人は動いていることを確かめているので、危ないところに気づきにくいのです。

私がアプリを作るときに、公開前にいつも見ている5つを紹介します。

■1. 合鍵の置き忘れ
AIのサービスや決済のサービスを使うと、「APIキー」と呼ばれる合鍵を受け取ります。これがコードの中に書かれたままになっていると、誰かに見られたときに、あなたの名義で勝手に使われてしまいます。合鍵は、コードとは別の場所にしまうのが基本です。

■2. データの閲覧制限
お客様の情報をデータベースに保存している場合、「この人は、自分のデータだけ見られる」という制限がかかっているかを確かめます。画面の上では自分のデータしか表示されていなくても、裏側では他人のデータまで取り出せてしまう作りは、意外とよくあります。私が作った蓄電所オーナー向けのアプリでは、オーナーごとに見られるデータを、データベースの側で分けています。

■3. ログインの穴
ログインしないと見られないはずの画面が、住所を直接打ち込むと見えてしまう。こうした穴も、作った本人は普段ログインした状態で使っているので気づきにくいところです。

■4. 入力の扱い
お問い合わせフォームなどに入力された内容を、そのまま使っていないかを見ます。想定していない文字や長さが送られてきたときに、おかしな動きをしないかを確かめます。

■5. 外に出る情報
エラーが起きたときの画面に、内部の仕組みや合鍵の一部が表示されていないかを見ます。

■おわりに
ここまで読んで「自分のアプリは大丈夫だろうか」と思われた方は、まず1と2だけでも見直してみてください。被害が大きくなりやすいのは、この二つです。

自分で確かめるのが難しい場合は、コードと設定を読んで気になる点を一覧にするお手伝いもしています。お気軽にご相談ください。
サービス数100万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す