LINEの通知が鳴らない夜、僕は初めて「このままじゃ嫌だ」と思った

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その夜、僕は布団の中で、スマホの
画面を何度も何度もつけたり
消したりしていました。
通知はゼロ。LINEには、僕が送った
最後のメッセージの横に「既読」の
二文字だけが、ぽつんと残っていました。

時間は夜の11時を過ぎていたと思います。
田舎の夜は本当に静かで、聞こえるのは
遠くの田んぼのカエルの声と自分の心臓の音だけ。
あのときの息苦しさを
僕は今でもはっきり覚えています。

■好きな人に、初めて自分からLINEを送った日

当時の僕は、いわゆる
「非モテ」そのものでした。
地元の田舎で育って、女の子とまともに
話した経験もほとんどなくて、バイト先で
優しくしてくれた同い年の女の子を
気づいたら目で追うようになっていました。

何日も悩んで、ようやくLINEを交換
できたときは、嬉しくて嬉しくて、帰りの
軽トラの中でひとりでガッツポーズをしたくらいです。

でも、本当の地獄はそこからでした。
何を送ればいいのか分からない。
👨「お疲れさま」だけでは素っ気ない気が
する。かといって長い文章を送ったら引かれそう。

結局、僕は1時間以上かけて
こんなメッセージを送りました。
👨「今日はお疲れさま!急に連絡してごめんね。
よかったら今度、ご飯でもどうかな?」

送信ボタンを押した瞬間
手のひらがじっとり汗ばんでいました。

■「既読」がついたまま、時間だけが過ぎていった

数分後、画面に「既読」がつきました。
心臓が跳ねました。返事が来る。きっと来る。
そう信じてスマホを握りしめたまま
僕は動けませんでした。

5分、30分、1時間。
お風呂に入っている間も、ご飯を
食べている間も、気づけばスマホを
見てしまう。通知音が鳴った気がして
画面を見たら、ただのアプリの広告だった。
あのがっかり感は、本当にきついものでした。

・「やっぱり、いきなりご飯は重かったのかな」
・「そもそも僕なんかが誘ったのが間違いだったのかな」

頭の中で、自分を責める声が
ぐるぐる回り続けました。
結局その夜、返事は来ませんでした。
次の日も、その次の日も。

■いちばん悔しかったのは、相手じゃなく自分だった

数日たって、僕はふと気づきました。
悔しかったのは、返事が来なかった
ことそのものじゃない。何を送れば
いいか分からず、ただ「相手の反応を
待つだけ」の自分が、情けなかったんだと。

好きな人との距離を縮めたいのに
どうすればいいのか、誰にも聞けない。
田舎では、友達に恋愛相談をすれば
「あいつ、あの子のこと好きらしいぞ」と
あっという間に噂が広まってしまいます。

だから僕は、ひとりで抱え込む
しかありませんでした。
そのとき、はじめて強く思ったんです。
👨「このままの自分は、嫌だ」

その夜、僕はスマホを枕元に伏せて
天井を見ながらずっと考えていました。
どうすれば、人は好きな人と自然に
話せるようになるんだろう、と。

■それでも、僕は少しだけ動いてみた

数日後、勇気を出して、バイト先で
顔を合わせたときに👨「この前の
LINE、急にごめんね」と笑って
言ってみました。

声は震えていたし、笑顔もきっと
ひきつっていたと思います。

でも彼女は👩「あ、ごめん!返すの忘れてた」と
少し困ったように笑ってくれました。
その瞬間、肩の力がふっと
抜けたのを覚えています。

あれだけ眠れなかった数日間は
なんだったんだろう。そう思うと、
可笑しくて、ちょっと泣きそうにもなりました。

結果として、その子と付き合うことは
ありませんでした。でも
「怖がって何もしないより、動いて
確かめるほうがずっと楽だ」と
知れたことは、僕の大きな財産になりました。

■そのとき気づいたこと

あとから振り返って、あの失敗から
学んだことは大きく2つあります。

・いきなり「誘う」メッセージは
まだ関係ができていない相手には
ハードルが高いこと。まずは返しやすい
軽い話題から始めればよかったんだと思います。

・返事が来ない時間は、相手の気持ちの
答えではないこと。相手にも相手の
生活があって、ただ返し方に迷って
いるだけのこともあります。

当時の僕は、既読無視=拒絶だと決めつけて
勝手に落ち込んでいました。でも、返信が
ないことと、嫌われていることは
同じではなかったんです。

こう気づけたことで、僕は少しずつ
LINEが怖くなくなっていきました。

■まとめ、通知が鳴らない夜を過ごしているあなたへ

もし今、あなたがスマホを握りしめて
鳴らない通知を見つめているなら。
僕はその気持ちを、誰よりも
分かっているつもりです。
情けなくなんかありません。それだけ
本気で誰かを好きになった証拠です。

あの夜の僕は、ただの不器用な田舎の
青年でした。でも、「このままじゃ嫌だ」と
思えたことが、すべての始まりでした。

あなたにも、その一歩を踏み出す力は
ちゃんとあります。
一緒に、ゆっくり進んでいきましょう。

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