こんにちは。
星見 澪(ほしみ みお)です。
占い師、ヒーラーをしております。
最近は感染症の影響で来客がすっかり減ってしまっているかと思いますが、お客様がいらっしゃるとなると、どうおもてなししようか考えてしまいますよね。
急な来客であったりすると、何もなくてどうしよう、なんてこともあるかと思います。
そんなときにも、最高のおもてなしになる方法がありますので、本日はその方法についてご紹介いたします。
私は普段、政治家の方、企業の代表の方などハイエンドな方のご相談に対面で対応しております。
皆さまお忙しい方なので、ご自宅や会社の社長室、応接室に伺う他、個室でお食事をいただきながらなどの機会も多くあります。
ご一緒にいただいたお食事は、そんな方々のお眼鏡にかなった一流と評されるものなので、どれもおいしいかったのですが、そんな高級店のお食事をいただいたことよりも記憶に深く残り、思い出しては心があたたまることがありました。
みなさんは、どんなおいしいものをいただいたんだ⁉どんな高待遇を受けたのだ⁉と思うかもしれませんが、私がいただいたのはたった一杯のお茶です。
それも、茶室で点てていただいたわけでもなく、急須で入れたお茶をいただいただけです。
創業100年を超える企業の代表の方のご自宅にお招きいただき、お話を伺ったときのことでした。
お話の内容も個人的なことでしたので、お通しいただいた部屋には社長様と私だけ。
そのような状況でも、お茶は他の方が運んできてくれることが多いのですが、この社長様は違いました。
なんと、お部屋に用意されていたポットと急須でお茶を入れてくれたのです。
あまり、そのような立場の方が自らお茶を入れていただくことはないので、私は驚いたのですが、お茶を入れていただく様子を見てさらに驚き、そして感動しました。
その社長さまはとても丁寧に、お茶を入れてくれたのです。
お茶の香りが広がるように、お湯を入れたら少し時間を置く。急須を片手で持って、もう片方で蓋を抑えて、お茶を入れる。お茶も2つのカップに交互にすこしずつ注ぐ。
その所作の一つ一つが、丁寧で心のこもったものでした。
そして、いただくと、ちょうどよい温度のお茶で、私のためにお湯をお茶に必要な温度で用意してくれていたことが伝わりました。
丁寧というのは、心がこもりやすくなります。
じっくり時間をかけただけ、その人が自分をもてなそうとしてくれていることが伝わりますよね。
もしかすると、これは逆で、心がこもっているから丁寧になる、とも言えますよね。
え、それだけ?と思うかもしれませんが、心を込める、ということが日々できている方はどのくらい、いらっしゃるでしょうか。
忙しくなればその分、できなくなってしまうのが普通ではないですか。
そして、社長が入れてくれたお茶は心に染みいるようにおいしかったのです。
また、おいしいお茶の入れ方をお客様のために知っている、ということもおもてなしの一つです。
礼節、マナーが身についているということは、おもてなしになりますので、一流の方はマナーがあって当然なのです。
もし、あなたが英国女王と共に食事をすることになったとしたら、必死でマナーを勉強しますよね。
それを目の前の方のためにやってあげてください。
あなたが誰かにおもてなしをしようと思ったら、老舗のお菓子を用意すのもいいですが、たった一杯のお茶でも、いいのです。
心を込めて、その人を思って、丁寧に入れれば、どんなものよりも素晴らしいおもてなしになることを思い出してくださいね。
ココナラでは、占い鑑定、ヒーリングを行っております。
お悩みがあれば、私のページも除いてみてくださいね。