人生は可能性を秘めた1本の『木』のようなもの

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コラム
少し離れた場所まで1時間ほど歩いて買い物に行った帰り、突然今日の内容が頭に浮かんだので、忘れないよう慌ててブログに残しています(*^^)v

松の木が桜に憧れて、

春になるときれいな花を咲かせて人々にきれいだねと言われたい
秋になると紅葉してみたい

と思っても無理ですよね。


だけど松の木は汚染と塩害に強くて、広くしっかりと根を張るので護岸強化の役割を果たしたり、防潮・防風林として日本の海岸には多く植えられていると聞きます。

松の木には松の木の良さ、存在することの意味がちゃんとあるのですよね。


私たちの人生を1本の木に例えると、どのような木になるか未知の状態で生まれて来たと思います。

そして松の木と同様に、その人ならではの良さがある。
桜(他の人)と比べる必要なんてない。

他の誰かになることはできなくて、『自分』としてただ生きて行く。


もちろん金持ちの家に生まれた、毒親の家に生まれた、どういう外見や能力を持って生まれたかの『違い』はありますが、生活力と経済力を身につけた後はどういう木になって行くのかは自分で選べます。

可能性は誰の前にも広がっているのですね。


花を咲かせる、美味しい果実を実らす、花も実もならないけどとにかく立派な木になる、どこにもないような個性的な木になるなど『選択』『行動』によって変えて行けるので、最終的には自分次第ということ。


確かに子供時代に親から正しい愛情を受けられなかった人、いじめられた人など、幼少期の悲しい記憶と辛い体験は人生に大きな影響を与えます。



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でも、貧乏な家に生まれても自力で経営者となり裕福な生活が送れるようになった人もいれば親から贅沢な生活と愛情を与えてもらったのに転落人生を歩む人もいます。


こういう家に生まれたから
こういう親に育てられたから
こういう外見で学生時代にいじめにあったから


だから一生貧乏で誰からも愛されない
決まっているわけではなく、
ずっといじめ続けられる人生でもないよ

と言うことが言いたいです。


1人で生きて行くことができない子供時代は、親や周囲からの理不尽な言動により折れそうになったり自分の木が枯れないよう必死に耐えるしかなくて。

そんな時に同じように必死に耐えている友人がいると知ったら、それだけで

自分は1人じゃないんだ

という感覚になったりしませんか?


いろんなものに触れ、いろんな景色を見て、いろんな人と出会う。
そうやって多くのことを吸収しながら自分の木は好きなように育てて行けると思うのです。



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大人になっても何かに縛られているように感じる人、自分ではどう解決していいかわからないままの人もいるでしょう。


そういう人たちを1人ぼっちじゃないよと寄り添い励まして、絡まった糸をほどくようにしながらその人の木にその人らしい花を咲かせたり青々とした豊かな葉を増やすようにするのがカウンセラーの役目かな?と。


依存させたり隣に支えてくれる木がないと自立できない状態にするのではなく少し離れたところから温かく見守って応援するような感じ。


心が回復して元気になって自分のそばから旅立って行くのを寂しいと思うのではなく、本当に良かった💛と心から言えるような、そんなカウンセラーでありたいと思っています。










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