春はあけぼのの鮭の缶詰で作る握り飯
夏は夜に食べる国分のフルーツ缶詰 甘さすっきり
秋ははごろもシーチキンでキュウリとあえて中華風
冬は努めて雪にそのまま明治屋のシロップ
中学時代に教師にけんかを売るために風呂の中で考えて考えて作った
それきり国語の時間は自習となった。
春は曙(の時間帯が良い)。ようやく辺りが白んでゆく、山の上にある空がほのかに明るくなって、紫がかった雲が細くたなびいている。
夏は夜。月のある夜は勿論ですが、月のない闇夜でもやはり、蛍が多く飛び交っているのは良いものだ。また、一つか二つ、蛍がほのかに光って飛んでいくのも情趣がある。雨など降るのもしみじみとする。
秋は夕暮れ。夕日が差して、山の端に太陽が近づく頃、カラスがねぐらに帰ろうとして、三つ四つ二つと飛び急いでいる姿も情趣がある。まして、雁などが連なって、とても小さく見えるまで飛んでいく姿は、非常にしみじみとした情感を誘う。日が落ちてからの風の音、虫の声などは、もう言うまでもなく良いものだ。
冬は早朝。雪が降っている情景は言うまでもない。霜が真っ白に下りているのも、またそうでなくても、とても寒い朝に、火などを急いで起こして、炭を持って御殿を渡るのも、冬の朝にとても似合っていてふさわしい。昼になって、気温が上がって暖かくなると、炭櫃・火桶の火も白く灰をかぶってしまって、これは良くない。