繊細さん(HSPさん)が心遊ばせる、優しく深い「空想の世界」の守り方

繊細さん(HSPさん)が心遊ばせる、優しく深い「空想の世界」の守り方

記事
コラム
心理カウンセラーの「うさぴょん」です。

ふと気がつくと、一時間、二時間……。

窓の外を眺めながら、あるいはベッドの中で、自分だけの物語や「もしも」の世界に深く沈み込んでいた。

そんな経験、あなたにもありませんか?

HSP(繊細さん)の方の中には、驚くほど豊かな想像力を持っていて、空想や妄想の世界に浸るのが得意な方がたくさんいらっしゃいます。

でも、あまりに長くその世界に居すぎてしまうと、「また時間を無駄にしてしまった」「現実逃避ばかりしている自分はダメなんじゃないか」と、自分を責めてしまうこともあるかもしれませんね。

今回は、そんなあなたの「空想の才能」について、少しお話しさせてください。

実は、その「空想にふける力」は、あなたがこれまで自分を守るために大切に育ててきた、とても優しくてパワフルな武器なんです。

繊細なあなたは、日々の中で、他の人が気づかないような微細な刺激をたくさん受け取っています。

誰かの何気ない一言、街の騒がしさ、空気の重さ……。

それらをすべて真正面から受け止めていると、心はすぐに疲れ果ててしまいます。

そんなとき、空想の世界は、あなたにとっての「安全なシェルター」になってくれているのではないでしょうか。

現実の世界ではコントロールできないことも、自分だけの空想の中では、あなたは自由で、安全で、誰にも傷つけられません。

だから、何時間も空想に浸ってしまうのは、あなたの心が「今は少しお休みが必要だよ」「安全な場所でエネルギーを回復しよう」とサインを出している証拠でもあるんです。

それは決して「怠け」でも「逃げ」でもなく、自分自身をケアするための大切な時間なんですよ。

僕は、これまで多くのHSPさんの悩み、そして誰にも言えない不倫の苦しみなどを伺ってきました。

複雑な恋愛や人間関係の中で心がボロボロになったとき、人は無意識に「ここではないどこか」を求めます。

それは、あなたがそれだけ今の現実を一生懸命に生き、耐えているという裏返しでもあります。

空想の中で理想の自分を演じたり、優しい誰かと会話したりすることで、なんとか心のバランスを保っている。

そんな自分を、どうか「よく頑張っているね」と抱きしめてあげてください。

もし、「現実に戻るのが怖くなる」と感じることがあったとしても、大丈夫。

空想の世界で十分に翼を休めたら、あなたはまた、自分のペースでゆっくりと現実を歩き出す力を持っています。

その豊かな想像力は、いつかクリエイティブな活動や、誰かの痛みを分かち合う優しさに変わっていくはずです。

あなたのその繊細で美しい内側の世界を、大切に、大切に守っていきましょうね。

あなたが自分を責めることなく、穏やかな心でいられるよう、僕はいつもここで応援しています。


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