(303日目)集団化ってコワい。

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私は蒸れません。

・・・。

あ、違った。

正しくは私は群れません

けして友達が少ないという意味ではない。

と思い込みたい今日この頃。


さておきタイトルにある通り、

人間って集団化すると本性が見えると言いますか

ボロが出るって感じです。


一人きりだと大人しい、一見マトモに見える人でも

グループとなると途端に威勢がよくなったり

普段とは全く異なる性格を表すことがあります。


なぁぜなぁぜ?


「赤信号、みんなで渡れば怖くない」

そんな言葉があるように、

集団化した途端に気が大きくなったり

社会的ルールを逸脱しても「大丈夫」と思ったり。


不思議に思いません?


集団となることのメリットも当然あります。

不安感を軽くしたり、

恐怖を和らげる効果もあるでしょう。

一人で肝試し行くよりも数人で行くと心強い、あの感じです。


しかしネガティブな視点で見てみると

コミュニティから疎外したり、

イジメを引き起こしたりするんです。


集団リンチなんかいい例です。

ひとりぼっちだとそこまでしないよな、ってことでも

集団になると歯止めが利かなくなって人を殺してしまう。


ネットイジメにおいても同じです。

グループの一人が先陣切ってイジメだすと

それ待ってましたと言わんばかりに

周りのメンバーも同調して同じ行為を行うんです。


普段であれば眉をひそめてしまうような行動も、

そのグループに属して行動に加担しているときは

まったく自分の行為に気づかないんだから。


そう考えると、普段善良に見える人たちも

「社会的道徳」を守るために

自分自身を抑圧しているんだろうと思います。


だから、そのタガがいったん外れてしまうと

そのストレスを解消するかのように

あり得ないほど凶悪な一面を見せるんだと思います。


だからこそ、本当に強い人間というのは

置かれている環境にかかわらず自分の在り方を変えない人。

私はそう思います。


自分には周りに見せることができない汚れた一面がある。

それを自覚して、自分の生き方を決めることができる人間は

心底強い人間なのだと思うわけです。


集団化してから初めて

自分の声を上げたり、強気になるような人間は

正直、信頼に値しないよなぁ。


どのような環境にあうと

一人きりでも自分の言葉で自分の考えを述べられる

集団になろうとも軸はブレることがない

そんな人間こそ信用に足る、そんな気がします。


なので、

私は群れないし、蒸れない。

もう蒸れない季節になったことを喜ばしく思います。
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