「正解っぽいブランド」を作るほど、誰にも刺さらなくなる理由

「正解っぽいブランド」を作るほど、誰にも刺さらなくなる理由

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「それっぽくはあるんですけど、
なんだか決め手に欠ける気がしていて。」
ロゴやブランドの相談を受けていると、
こうした感覚を抱えている方はとても多いです。
実はこの状態、
「正解っぽいブランド」を作ろうとしているサインでもあります。

正解を目指した瞬間、ブランドは平均点になる

多くの会社が、
・失敗しなさそう
・変に思われなさそう
・どこかで見たことがある
そんな「安全そうな答え」を選びがちです。
でもそれは、
誰かに強く選ばれる理由を、自分から消している状態でもあります。
正解っぽい=安心
ではありません。
正解っぽい=印象に残らない
というケースのほうが、実際は多いのです。

無難さは安心ではなく、無関心を生む

人は、無難なものに対して
「嫌い」にはなりません。
でも同時に、
「好き」にもなりません。
・特に引っかからない
・特に記憶に残らない
・比較されたら条件で選ばれる
この状態が続くと、
ブランドは自然と価格や条件の土俵に引きずり出されていきます。
無難であることは、
選ばれ続けるための強さではないのです。

平均点のブランドが、一番忘れられる

少し厳しい言い方ですが、
平均点のブランドは「悪くない」のに、
最も早く忘れられます。
なぜなら、
記憶に残る要素がないからです。
人は完璧なものより、
「少し偏っているもの」
「価値観がはっきりしているもの」
に反応します。
つまり、
尖り=覚えやすさでもあるのです。

ロゴに“覚悟”がないと、選ばれない

ロゴは、見た目の話ではありません。
・誰に向けているのか
・何を大事にしているのか
・何を捨てる覚悟をしたのか
こうした姿勢が、
形としてにじみ出たものがロゴです。
だからこそ、
「全部の人に良く思われたい」
という状態で作られたロゴは、
誰の心にも深く届きません。
覚悟のないロゴは、
無意識のレベルで見抜かれてしまいます。

正解を探すより、自分の立ち位置を決める

ブランドづくりで本当に必要なのは、
正解探しではありません。
・自分たちは、どんな存在でありたいのか
・どんな人に、強く選ばれたいのか
・どんな評価は、あえて受けなくていいのか
この「立ち位置」を決めることです。
それが決まったとき、
ロゴや言葉は、
自然と一本の芯を持ちはじめます。

最後に

「正解っぽい」ブランドは、
一見うまくいっていそうに見えます。
でもその裏で、
静かに埋もれていくケースも少なくありません。
もし今、
・無難にまとまっている気がする
・悪くはないのに、強く選ばれていない
と感じているなら、
それはデザインの問題ではなく、
覚悟の置き方を見直すタイミングかもしれません。

ここまでお読みいただきありがとうございます。
ロゴは企業のためだけのものではありません。
サービスを提供する一人ひとりが、
「どう在りたいか」「どう覚えてもらいたいか」を
静かに積み上げていくためのものでもあります。
筆者はココナラにて、
ロゴ制作を中心としたブランディングサービスを提供しています。
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