黒龍のすばるちゃん⑤神社参拝と神様への相談（８/１8補足追加しました）

すばるちゃん達の

お泊りの様子から載せますね^^

ハクちゃんは玄関前にいました。

ゆにちゃん達がお泊りした時と同じで

玄関から小龍ちゃん達が来ると待っていました。

異次元の扉で部屋の中に送られたあおちゃん達。

でもハクちゃんは以前のパターンで

玄関から来ると思っていたので玄関を

じっと見つめていました。

やって来た途端に

あおちゃんがハクちゃんの背後にさっと行くと

ハクちゃんがびっくりして忍者姿勢で

背後を振り返り構えています。

そこであおちゃんがニコニコして

「君がハクちゃん？僕と遊ぼうよっ」と声をかけました。

すばるちゃんもニコニコと頷いています。

樫の木の精霊リューさんは静かに頭を下げました。

ハクちゃんは構えを解きました。

あおちゃん達を警戒する必要がないと気がついたからです。

それでハクちゃんはあおちゃん達に丁寧にお辞儀をしました。

「拙者はハクでござる。よろしくお願いつかまつるでござる」

「僕はあおだよっ、よろしくっ」

「僕はすばるっよろしくねっ」とそれぞれ笑顔で挨拶しあい、

リューさんだけが

「私はリューと申します。よろしくお願いいたします」と

かしこまって挨拶しました。

その後は小龍ちゃん達は楽しく会話して翌日を楽しみに

眠りました。

次に今回神社参拝のお誘いで何人かに

声をかけていたのですが、

そのうちのお一方の家の緑龍の成龍さんが

縁結びの神社の神様に相談されたいとの事で

参加をご希望になりました。

その時に話していた内容です。

緑龍Tさん（お名前は控えますね）は想像しているようです。

守護している家を夫婦で守る姿を。

それで神社に参拝する気になっています。

でもワンちゃん（その方の家にいる豆柴の守護精霊）や

月龍Nちゃん、白龍Ｍちゃん（緑龍さんが子守をしている

小龍ちゃん達）まで連れていたら

神様と縁結びの相談できるでしょうか？

小龍ちゃん達が神社に夢中になって、

わんちゃんと共に元気に駆け回ったりしたら

子守に忙しくなりそうです(*^^*)

（その後、緑龍のTさんが一番年上の白龍のMちゃんに

神様の前に行くので大人しく礼儀正しくすることを

言い聞かせていました。

最後に

「大人しくして下の子の面倒を見られるなら連れて行く事にする」

との言葉に

Mちゃんの「神社に行ったらしーっとして大人しくしているのっ」と

指を口に当てている姿が可愛かったです(*´▽｀*)）

ではここから連絡した翌日の神社参拝した時の話です。

今はハクちゃん達は賑やかに神社で遊んでいます。

忍者のハクちゃんが

「むむっ、拙者よりも出来る存在があちこちにっ！」とか

やっていました。

あんまり小龍ちゃんがいるので競争を申し出るのが追いつかず、

結局あおちゃんに引っ張られて駆け回っていました。

あおちゃんとしてはハクちゃんは

ござるお兄ちゃんの弟なんで良い遊び相手と

認定したようで振り回していますね（笑）

すばるちゃんはリューさんと神様とお話している真っ最中です。

その後ろで順番待ちで緑龍のTさんがいます。

待ちながらTさんは何を話そうか考えていますね。

白龍のMちゃんは足元にくっついて周囲をキョロキョロしています。

ラリマーちゃんは扇子を片手にネタ探しに忙しく

ラピスちゃんは

小龍ちゃん達の手を引いて神社見学しています。

全員を追っかけ切れないですね(*^^*)

昨日の話ですが、緑龍のTさんは子守で忙しくしていますが、

子守が落ち着いても共に過ごせる存在を求めていらっしゃるのかも。

龍同士の奥さんとの関わり方が謎ですが

長い期間を共に過ごせる存在は重要ですよね。

それに女性龍はいる場所が限られているようなので

余計出会いは難しそうですね~。

（この当時は女性龍にはめったに会いませんでした）

こちらの神社の御祭神にウガヤフキアエズ様と誉田別命様が

いらっしゃいました(*^▽^*)

もうお一方は豊玉姫様なんですが何故か宇迦之御魂神様に

似た方がいらして不思議でした(・・?

もしかしたら

豊玉姫様は女性の方の相談を対応されていたとかで、

小龍ちゃん緑龍さん共に男だらけだったので

見えなかったのかも知れません。

宇迦之御魂神様はたまたま来られていたのかそのあたりは

良く分かりません。

その後、すばるちゃんの相談している様子が見えました。

その時見えたウガヤフキアエズ様の巨大な

イメージにびっくりしました。

椅子に座っていますがまるで大王のように腕を組んで

足も少し広げています。

その巨大さは神社の天井に届くほどで

それでも実際よりは小さくなっておられたようです。

（イメージ画像でなぞったものです。文章の中では室内です。

こちらはフキアエズ様のイメージの一つでおひげの大王様のイメージです。

すばるちゃんが必死に訴えています。場所は北海道の西野神社です）

すばるちゃんは必死にウガヤフキアエズ様に

不満な思いを伝えていました。

「僕・・・小龍ちゃんのお家にお手伝いに行ったんだけど・・

そこの成龍様に追い出されてしまったの。

だからすっごく納得行かないんです！

だって僕はお手伝いに行ったんですよっ。

なのにあんな風にされるのは違うと思うんですっ。

それに全然歯が立たなくて悔しいですっ」

というような事を訴えていました。

ウガヤフキアエズ様は

すばるちゃんの訴えに考えながら

「・・・・ふむ。そうだな・・

それは確かにショックだっただろう。

だが・・考えてみなさい。

もし君なら自分で守っていた家を

一度も見た事の無い小さい子が

問題を解決しようとやって来たらどう思うかい？

自分の守護の力を見くびられたと思うだろう？

それも自分でまだ解決していない問題を

子供の龍のまだまだ未熟な存在が代わりに解決するなんて

馬鹿にされているように感じないか？

私だったら怒るだろう。

彼は怒りをしずめて鼻で笑って追い出すだけにしたんだ。

派遣先の方の言葉を聞いてくれて助かったね。

そこの問題はその龍に任せるのが正解だ。

君は君の力を必要とする

他の場所で力を尽くすようにしなさい」と

言いました。

すばるちゃんは下を向いて

ちょっと納得が行かない表情をしました。

偉大な神様に反論する勇気は無いですし、

礼儀正しく相談していたので

（すばるちゃんとしてはです。

周りにはまだまだ礼儀が足りないと思われていたようです）

言葉では何も言い返せませんでしたが

成龍さんがいた事は知らずに家に行ったので、

成龍さんを怒らせる気も邪魔する気も無かったんです。

それと同時に

突き放されたように感じて

意外な言葉に戸惑っていました。

すばるちゃんはフキアエズ様に

なぐさめてもらえると思っていたんです。

故郷の森では赤ちゃんだったのもあり、

守護さんも神様達も皆優しかったので

こんな厳しい言葉に慣れていませんでした。

側にいたリューさんはおろおろしていました。

相談に来たはずが意外な神様の意見で

すばる殿がまた傷ついてしまわないか心配していたんです。

フキアエズ様はおろおろしている

リューさんに目を向けました。

「君も守るだけではなく時には意見を言って

この子（ここで頭に大きな手を乗せました）の

暴走を止めるようになれないと

今後は力だけつけても考える事の出来ない子に

なってしまうよ。

もっと色んな方面から相手の気持ちを

想像する力をつけていくように導いてあげなさい。

君だったら出来るよ」と

助言をして下さいました。

リューさんは偉大な神様が

自分の事を気付いて見守っておられたこと、

「君なら出来る」と能力を認めて頂けた事に、

興奮して顔を赤く染めていました。

リューさんは神様の励ましにすばるちゃんをしっかり

補佐しようと決意しました。

次に、

緑龍のTさんはフキアエズ様に相談後、誉田別命様と

宇迦之御魂様と話されていたと思います。

でも誉田別命様は無口な穏やかな神様ですので

挨拶を交わしただけであまり話さなかったかな？

宇迦之御魂様はにこにこ笑って

穏やかなひだまりのような感じです。

お茶を共に飲んでいたようです。

そんなイメージが来ます。

ご近所の神社のお茶仲間？？

誉田別命様もそうだったりして？？

（誉田別命様は宇迦之御魂神様と良く写真に

一緒に写っていることが多い神様です。

小龍ちゃんの世界②と④にも載せています^^）

Tさんはいつもお茶を正座で飲んでいるイメージですが

まだ青年なのに渋い飲み方だなぁと思っていました。

宇迦之御魂様や誉田別命様とお付き合いしている内に

お茶好きになっているのでしょうか？

今回は椅子に座って同じ長いテーブルでお茶に手を添えて

神様たちとお茶していましたよ☆

のんびりとほのぼのした感じが漂っていました。

誉田別命様が正面の主人席かな？その右隣に宇迦之御魂様、

御祭神ではないのでお客様席？

その隣に白龍Mちゃんと月龍Nちゃんとワンちゃん。

その隣の端にTさんです。

誉田別命様の反対左隣は恐れ多いので誰も座っていません。

宇迦之御魂神様の隣はおじいちゃん的な存在に感じているので

平気なようですね^^

（ウガヤフキアエズ様は

色んな方の相談にお忙しいのか、いらっしゃいませんでした）

今回白龍のMちゃんは大人しくしていました。

最初にご挨拶した

ウガヤフキアエズ様の巨大さにびっくりし、

いつもの神様たちに頭を撫でられ

遊ぶにはわんちゃんと弟分の月龍のNちゃんの見張りがあるので

思い通りに出来ず、ゆっくり宇迦之御魂様と並んで座っていました。

でも宇迦之御魂神様の大きな手で頭を撫でられるのが嬉しかったので

そのまま一緒にいたようです。

（Nちゃんとわんちゃんもすごくおとなしかったです）

ご近所の優しいおじいちゃんが可愛がってくれているような感じで

満面の笑みで撫でてもらった頭に手を置いてキャッキャと

喜んでいますね^^

緑龍Tさんもお茶を手のひらに乗せてもう片手で飲みながら

宇迦之御魂様達と

談笑していました(*˘︶˘*)

緑龍のTさんのフキアエズ様との相談内容は

すばるちゃんとは違い聞こえませんでした。

でもにこにこと嬉しそうにされておられたので

とても良いお話になったんだと思いました^^

神社から帰還後、家の子たちは疲れ果てて寝ていましたが

翌日は元気に遊びに行きました☆

その後Ｔさんの家の方から感想を頂きました。

すばるちゃんの内容はそのような感じだったのですね！(*ﾟ-ﾟ)

神様のおっしゃることは確かにその通りで納得ですね。

すばるちゃん的には、成龍様に足を運んできてくれてありがとう。

くらいは言って欲しかったとは思いますが、

いろいろな性格の龍神様がいますし、

神様の言葉的に成龍様は今回はかなり寛大な対応してくださったのだなと

思いました。

本来であれば、もっとすばるちゃんは危険なことになってしまって

いたかもですね…( ˙-˙ )

今まで関わった大人の龍や龍神様もどちらかというと

面倒見がよいタイプでしたので、予想外でした。

もしかしたら、

みやさんの周りは面倒見のよい龍神様や大人の龍が

多かっただけかもしれない…と思ったりもしました(*ﾟ-ﾟ)

確かにまだ、

大人の龍さんや龍神様のパワーには負けてしまうでしょうね(^^;)

今回の神様の言葉は、

赤ちゃん龍が、僕が解決してあげる！！とやってきた感じですね(^^)

自分に置き換えると少し成龍様の気持ちも分かるかもですね(*^^*)

すばるちゃんは悔しさからも伸びるタイプだと思いますし、

成長したら成龍様と渡り合えるぐらい強くなれると

思っています！

期待が未知数です(*ˊ˘ˋ*)

リューさんが、すばるちゃんの教育者としてこれから、

腕を振るいそうですね！(*ˊ˘ˋ*)

と頂きました。

以上です。

神社で相談にのっておられた

ウガヤフキアエズ様は

相談に来られる方全員、精霊さん、小龍ちゃん、

人間問わず全て腕を組んで真剣に聞いておられました。

威厳を持った王様のようなお姿で

そのお声にも威厳がありました。

よく通った深みのある声で

穏やかに話されていて

その声は大きな声を出さずとも

誰でもが聞き取れる声でした。

神様と同じ室内にいると緊張するのですが、

でも神様の体内にいるかのような安心感もあります。

相談したがる方が列をなしていて

神様は穏やかに一人ずつ親身に話を聞いて下さっていました。

親身に対応されていらっしゃるので精霊さん達の長い

行列ができているのだと思いました^^

フキアエズ様は相談の場ではすばるちゃんを慰めませんでした。

でも実はすばるちゃんやリューさんの頑張りを認めていました。

今後の為にも気合を入れるつもりで厳しい言葉を言われたようです。

そしてこの後すばるちゃんの為に手を貸して下さることになります。

厳しい事を言った後で気にして下さったのかも知れません。

すばるちゃんは自信満々だった分だけ

今回の事をフキアエズ様にさとされたことが

最初は不満でしたが、リューさんと話あって

神様が言われたことをじっくり考えて

自分がまだまだ子供で未熟なところがあるのは

その通りだと思いなおしました。

その後は以前ほど自分の力がすごいと思い込む事は

無くなりました。

それとすばるちゃんは

忍者のハクちゃんとはこの時のお泊り会が

初めての出会いですが

神様に相談する事で緊張していたので

遊ぶ気になれず、

ハクちゃんはあおちゃんとの方が遊んでいました。

その為この時は親友になるまでには行かなかったんです。

それとこの時誉田別命様が座って

お茶をしていたのは

来客対応されていたのかもと、後で思いつきました。

宇迦之御魂様と緑龍Tさん達をもてなしていたのかも

知れません(*^^*)

ちなみに緑龍のTさんはその後

フキアエズ様を通じて

他の地域の神社からお見合い話をいくつか

頂いて無事結婚されました(#^^#)

今回は以上です。

次回は龍の探索について載せて行きますね^^