テクノロジー「フロッピー使用が、まだある日本」
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IT・テクノロジー
フロッピーディスクは
なぜ2024年まで国のルールに
残ってたのか?
まずフロッピーディスクとは
パソコンのデータを保存したり
別のパソコンへデータを
移動させたりする為に使われてた
今で言うUSBみたいな物です
特に有名なのが
今もある「保存ボタン」のマークで
これが3.5インチの
フロッピーディスクの形です
昔は
文章を保存する
ソフトを入れる
データを人に渡す
パソコンを起動する
等色々な仕事で活用されました
フロッピーは
最初から3.5インチだった訳じゃなく
最初は3.5インチよりずっと大きい
8インチだったのです
これは1960年代後半IBMが
大型コンピューターに
データやソフトを入れる為
開発しました
その後
8インチ→5.25インチ→3.5インチと
どんどん小さくなっていきました
3.5インチ版は
ソニーが1980年に発表した物です
柔らかいディスクを
硬いケースに入れ
金属製のシャッターで守る事で
持ち運びやすくなりました
フロッピーが世界中で
使われた大きな理由は
色々なパソコンで使える
共通の記録媒体だったからです
当時はインターネットが
今の様に普及してませんでした
その為フロッピーにデータを入れ
相手に渡すという方法が
非常に便利でした
1990年代には
世界で年間50億枚以上の
フロッピーが販売されました
つまり当時はフロッピーが
みんなが知っているデータの
受け渡し方法だったのです
でも容量は今と比べると
非常に小さく3.5インチの
代表的な容量は1.44MBでした
今の感覚ではとても小さい容量ですが
当時は文章や表計算などが
中心だったので
それでも十分役に立ちました
ところが
写真
音楽
動画
大型ソフト
等が増えてくると1.44MBでは
足りなくなりました
フロッピーが消えていった原因は
1つの新しい製品に
負けたからではありません
色々な技術が
フロッピーの仕事を少しずつ
奪っていきました
CD-ROMは約650MBあり
これは1.44MBのフロッピー
約450枚分です
大きなソフトを配るには
CD-ROMの方が圧倒的に便利でした
2000年代になると
USBメモリーが普及し
小さい
速い
何度も書き換えられる
フロッピーより大容量
という特徴がありました
更にインターネットが普及すると
フロッピーを手で持って相手に渡す
必要もなくなっていきました
しかしパソコンから消えたのに
国のルールとしては残り続けたのです
フロッピーが使われなくなっても
昔作られた法律や規則の中には
フロッピーディスク等の
記録媒体で提出する
という様な書き方が残ってました
つまりパソコンから
フロッピーが消えても
法律の文章は自動的に
新しくならなかったのです
2024年のニュースで
「フロッピーに関する規制を
見直してみたら1034件あった」
という話が出ました
しかし1034本の法律が
3.5インチフロッピーを使えと
命令してたという意味では
ありません
実際は
「フロッピー」
「磁気ディスク」
「CD-ROM」
等の特定の記録媒体を前提にした
法律や規則を2024年に
見直した結果が
1034件という意味です
しかも1034件全てで
2024年までフロッピーが
実際に使われてたという
意味でもありません
法律の文章に古い記録媒体の
名前が残ってただけの場合も
ありました
2024年6月14日
デジタル庁の見直しでは
1034件の内1033件の見直しが完了
と発表されました
残った最後の1件は
自動車リサイクルに関係する規定で
最近その規定も改正され
特定の古い媒体に縛られず
「電磁的記録」としてなら何でも
データを保存できるという風に
変更されたのです