テクノロジー「フロッピー使用が、まだある日本」

テクノロジー「フロッピー使用が、まだある日本」

記事
IT・テクノロジー
PIXTA9-25-4_MoreDetail-v3_x1_11900x6694_2pass_MoreDetail-v3.jpg

PIXTA9-25-4 背景のみ_MoreDetail-v3_x1_11950x6722_2pass_MoreDetail-v3.jpg



フロッピーディスクは
なぜ2024年まで国のルールに
残ってたのか?

まずフロッピーディスクとは
パソコンのデータを保存したり
別のパソコンへデータを
移動させたりする為に使われてた
今で言うUSBみたいな物です

特に有名なのが
今もある「保存ボタン」のマークで
これが3.5インチの
フロッピーディスクの形です

昔は

文章を保存する

ソフトを入れる

データを人に渡す

パソコンを起動する

等色々な仕事で活用されました

フロッピーは
最初から3.5インチだった訳じゃなく
最初は3.5インチよりずっと大きい
8インチだったのです

これは1960年代後半IBMが
大型コンピューターに
データやソフトを入れる為
開発しました

その後
8インチ→5.25インチ→3.5インチと
どんどん小さくなっていきました

3.5インチ版は
ソニーが1980年に発表した物です

kyUFxuJ4HQCbCq01790287087_1790287108.jpg


柔らかいディスクを
硬いケースに入れ
金属製のシャッターで守る事で
持ち運びやすくなりました

フロッピーが世界中で
使われた大きな理由は

色々なパソコンで使える
共通の記録媒体だったからです

当時はインターネットが
今の様に普及してませんでした

その為フロッピーにデータを入れ
相手に渡すという方法が
非常に便利でした

1990年代には
世界で年間50億枚以上の
フロッピーが販売されました

つまり当時はフロッピーが
みんなが知っているデータの
受け渡し方法だったのです

でも容量は今と比べると
非常に小さく3.5インチの
代表的な容量は1.44MBでした

今の感覚ではとても小さい容量ですが
当時は文章や表計算などが
中心だったので
それでも十分役に立ちました

ところが

写真

音楽

動画

大型ソフト

等が増えてくると1.44MBでは
足りなくなりました

2CTVHNc6iS542x01790287136_1790287159.jpg


フロッピーが消えていった原因は
1つの新しい製品に
負けたからではありません

色々な技術が
フロッピーの仕事を少しずつ
奪っていきました

CD-ROMは約650MBあり
これは1.44MBのフロッピー
約450枚分です

大きなソフトを配るには
CD-ROMの方が圧倒的に便利でした

2000年代になると
USBメモリーが普及し

小さい

速い

何度も書き換えられる

フロッピーより大容量

という特徴がありました

更にインターネットが普及すると
フロッピーを手で持って相手に渡す
必要もなくなっていきました

しかしパソコンから消えたのに
国のルールとしては残り続けたのです

フロッピーが使われなくなっても
昔作られた法律や規則の中には
フロッピーディスク等の
記録媒体で提出する
という様な書き方が残ってました

つまりパソコンから
フロッピーが消えても
法律の文章は自動的に
新しくならなかったのです

kVe5svKpLpwBTVc1790287178_1790287202.jpg


2024年のニュースで
「フロッピーに関する規制を
見直してみたら1034件あった」
という話が出ました

しかし1034本の法律が
3.5インチフロッピーを使えと
命令してたという意味では
ありません

実際は
「フロッピー」
「磁気ディスク」
「CD-ROM」
等の特定の記録媒体を前提にした
法律や規則を2024年に
見直した結果が
1034件という意味です

しかも1034件全てで
2024年までフロッピーが
実際に使われてたという
意味でもありません

法律の文章に古い記録媒体の
名前が残ってただけの場合も
ありました

2024年6月14日
デジタル庁の見直しでは
1034件の内1033件の見直しが完了
と発表されました

残った最後の1件は
自動車リサイクルに関係する規定で
最近その規定も改正され
特定の古い媒体に縛られず
「電磁的記録」としてなら何でも
データを保存できるという風に
変更されたのです

K4cISvyzRWznp5R1790287217_1790287242.jpg

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す