「限界酒」
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小説
【点滴】
21歳の時に友達の家で食事を持ち合い
飲み会をする事になって俺の当番が
焼いた肉を持って行く事になったけど
鶏肉を半生状態で持ってってしまった
それを食べた翌日に俺は
カンピロバクターでお腹を壊し
日曜の夜に病院に行き無理を言って
診察してもらい点滴を打つ羽目になる
しかし翌日仕事だった俺は
以前体がお酒を飲んだ様に温まり
早く下熱する注射して欲しいと頼むと
「あれは強烈だからダメ」と言われた
すると先生が「ならせめて
点滴を打ってあげるよ」と言うので
ベッドに横になると点滴袋が4個あり
「これ全部打ちますね」と言われる
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
その後3時間かけ凄い量の点滴を打ち
すると気持ち良くなってきて
点滴がこんなに気持ち良い物なんて
生まれて初めて味わい驚いた!
(ヽ´ω`)ハァ…
しばらくすると看護婦さんが来て
「気持ち良いでしょ」と言うので
「はい」と答えた後すぐに眠くなり
そのまま点滴終わるまで寝てしまう
そして点滴を全部打ち終わり
看護婦さんに起こされて目が覚めると
下痢による脱水症状での凄いだるさが
かなり改善してくれてた。
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【熟睡】
その後点滴が凄く気持ち良くて
帰り道ずっと忘れられず家に向かい
あの疲れとだるさが一気に吹っ飛ぶ
点滴をまた打ちたいと思った。
そこで調べてみたら病院の点滴は
診断を受けて必要な人にしか無理で
それでも打ちたいなら保険適応外の
クリニックでないとダメだった。
そして翌日脱水症状がかなり改善し
何とか仕事に行ける状態になったので
少し無理して職場のデニーズに出勤し
12時間働いて夜0時頃帰宅する。
ε-(・д・`;)フゥ…
すると病み上がりだったせいか
もの凄い疲れが襲ってきて
母親が作ってくれたおかゆを食べ
もう何もせず速攻寝てしまった。
それから翌日の昼2時頃まで
1度も目が覚めずぐっすり熟睡して
やっと起きると母親に「死んだのかと
心配したよ」と言われる
目覚めたばかりなのに俺は
凄く喉が渇いて空腹を感じたので
自分でパンを焼き牛乳を飲んで
弟のコーラーも全部飲み干した。
( ゚Д゚)ウヒョー
この後またすぐに寝てしまい
夜の6時頃までぐっすりと寝て
体調がかなり回復したので
やっとゲームが出来る位になった
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【ソフトドリンク】
数日後また友達に飲みに誘われ
居酒屋に行ってたけど俺は
お酒の席で酷い目に合ったから
お酒を頼まずジュースだけ飲んだ
そしてこないだの家での飲み会で
俺が持ってきた半生の鶏肉を
みんな食べて平気だったのか聞くと
全員平気だったと言われた。
どうやら半生の鶏肉で
カンピロバクターにかかったのが
この肉を焼いてきた張本人の
俺しか被害にあって無い事が解かる
するとみんなが「自分で焼いた
半生の鶏肉で体壊すなんて自業自得」
そう言われてしまい何も言い返せず
半生の鶏肉の危険性に反省した。
(ノД`)・゜・。
その後もずっとお酒が苦手な俺は
ソフトドリンクだけを飲み続けて
気持ち良く酔ってるみんなが
とてもうらやましく思えてしまう
この期を境に俺は
体質にお酒が飲めないのが解ったので
お酒を飲めるように鍛えるのをやめ
全くお酒を飲まなくなった。
この後たくさん飲み会に誘われたけど
全部ソフトドリンクだけを飲み続け
お酒を飲んだ時の嫌な思い出がある為
もうお酒がこりごりになってしまった
(´-ω-`)シュン