こんにちはhrperficioです。
ウクライナ侵攻から4ヶ月が経過しましたが、戦況は膠着化していて双
方に打開の術は見当たらない状況です。
ロシアは欧米などへの圧力を更にかける意向もあって、ロシアと関連の
大きい国々への威圧的な言動が更に目立ってきました。
これは日本にも向けられており、こうした動きに対する不安感からか日
本国内でもロシアに対する脅威論が増しています。
北海道侵攻を不安視する動きです。
最近は米国にもアラスカへの侵攻を警告する発言なども出ています。
ずっと占っている中ではこうしたことは無視して良い状況なので、あら
ゆる機会を通じて不安にならないよう意見を出しています。
ロシアの専門家なども同様な意見を出していますが、物理的にもロシア
に東西の二正面作戦を行うだけの力などはありません。
今回はそれよりももっと先にある不気味な状況についてお話しようと思
います。
これは多少占いでも出始めている内容なので傾向的な意味合いとして捉
える内容になります。
ウクライナ情勢は今後の流れを決める第一歩にはなりました。
これがどう収束しても良い方向にはなり得ないでしょう。
この先にもっと不気味な事象が待っているからです。
世界は混沌とした状況に入っていますが、欧米の力が相対的に弱まる中
で懸念されるのがBRICSの力です。
ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカです。
ブラジル、ロシア、インドは経済的だけでなく、地域の中でも大国とし
て振る舞っています。
また、これを見ての動きとして、アルゼンチン・イラン・トルコ・パキ
スタン・ナイジェリア・イスラエルといった国々も地域大国としてのア
イデンティティを出そうとしています。
中国やロシアはこれらの国々との共闘化を目指し、BRICSを政治・軍事
機構化する狙いを持っているようです。
ただ、それは簡単にはいかないだけでなく、世界全体に大きなバランス
均衡を崩すきっかけとなる状況を与えることになるでしょう。
イスラエルとインドを除くと権威主義的な色合いの強い国が多いのがわ
かります。
ただ、イスラエルも保守派主導が定着化し、今後も更に強硬的な動きを
出していく方向になるので、欧米離れによる中露との共闘化に進むこと
は容易に想像がつきます。
またイスラエルは軍事を含めて技術力もあるため、中露にとっては重要
なパートナーとなるだけでなく、ロシアは過去の経緯からもイスラエル
は与しやすい相手です。
中国は宗教的な色合いには無関心なので、純粋に軍事を含めて半導体な
どの技術を得るための相手として考えています。
インドは欧米から見ると民主主義のように見えますが、複雑な宗教や民
族問題を抱えており、今後は権威主義的な方向に向かっていきます。
その他の国々も同様に権威主義による政治支配が固まっていきます。
こうして権威主義を前面に出した陣営としてBRICSは世界を支配する動
きとして進んでいくことになるでしょう。
しかしこうした動きが本格化するのはこれから5年程度先の頃からにな
ると思います。
まだ様子見のところがあったり、欧米の力もそれなりに残っているため
にどちらかにつくことにためらう国もあるからです。
インドはその典型といえます。
また更に力をつけて、この流れに加わってくる国もあります。
インドネシアやベトナム、更にエジプトなどがそうなるでしょう。
共産国家のベトナムは当然として、これらの国も更に権威主義に向かう
ことは否定できません。
ただ、ここで重要なことはこれらの国々は必ずしも一枚岩にはなれない
ということです。
バベルの塔の話がありますが、陣営が巨大化することで内部の衝突が激
化して崩れるという意味です。
まさにBIRCSはバベルの塔になるでしょう。
第二次大戦の枢軸国は大した大義名分もなく同盟化しただけで、本来加
わるべきスペインやポルトガルは加わらず、何の統制もない中で敗戦に
向かっていきました。
しかし、BRICSは大義名分はあり、欧米・キリスト教・人権といったも
のに対抗する軸とした意味合いだけはあり、単なる反米主義ではありま
せん。
それでも大きなウィークポイントがあり、そこを発端とした破滅を迎え
ることになることが暗示されています。
国の列記を見てこれが理解できた方はかなり地政学に詳しい方だと思い
ます。
いずれ、BRICSの勢力は二分化していき、中東で東西・南北の軸が衝突
することになります。
過去に3C・3Bがぶつかったのと同じことが中東で起きます。
結論をいえば、中国とロシアがぶつかり合い、これにBRICSの国々が各
々加勢することで衝突が大きな戦乱に繋がることになります。
今はロシアと中国は共通の敵である米国を軸に協力関係にありますが、
いずれ衝突することになります。 敵の敵は味方ではないのです。
またBRICSの国々は核兵器を潜在的に持つとされる国もあるので、核兵
器の使用も懸念されます。
経済・資源の衝突から宗教の衝突に繋がるため、血で血を洗う過去にな
い悲壮な戦いになるリスクもあります。
日本はどうなるかも気になりますが、日本は欧米側につくことを余儀な
くされ、中露のいずれにも与することはないでしょう。
直接の戦闘地域とはならないまでも環境的な影響は避けられません。
経済や食糧や資源での大きなダメージは覚悟すべきでしょう。
もちろん、北海道を含めて他国に蹂躙されることはありませんが、日本
の周辺国には多少の地政学的影響は出るかもしれません。
台湾は現状を何とか守れる可能性が高くなります。
戦闘の中心が中東や中央アジア、更にアフリカや南米にも拡がるため、
それぞれの地域大国がメンツをかけて戦うことになり、どの国も疲弊す
ることは間違いないことを意味します。
こうした流れが2020年代後半から2040年代にかけて動きます。
日本は戦闘に巻き込まれるよりも懸念されるのは災害と食糧・水の不足
です。
災害も環境変動によって大きな影響を毎年受けていますが、これに地殻
変動による大地震のリスクが加算されます。
江戸時代に起きた程度の規模の地震が連続発生し、場合によっては太平
洋側の広い地域が被害を受けます。
更に水や食糧も大きく影響し、国をゼロからリスタートするような状況
も覚悟しなければなりません。
BRICSによる大きな戦乱の後は世界が大きな処分によってリスク分散す
る流れが加速していきます。
地図上から消える国も出てくるでしょう。
自ら体制内部から瓦解する国も出てきます。
別の形で民族統一化を果たす国も出てきます。
新たな世界秩序のようなものが出てくるのではないでしょうか。
日本にもやるべきことが多くあります。
まずは経済や産業を立て直しておくこと、その上で将来のビジョンを明
確にして戦略をしっかり立てること、現実を見極めて正しい選択を行い
、決して中露やBRICSとは不用意に近づかないこと、権威的な政治体制
ではなく開かれた透明性を持つこと、こういったことをやっていかない
とBRICSの波に飲み込まれます。
いずれ観光どころではない状況に世界は向かっていきます。
インバウンドや爆買いなどに期待することは無意味です。
また、核兵器や戦略原潜などに頼らず、情報・諜報・工作による戦わず
して国を守る知恵などを準備しなければならないでしょう。
欧米は情報・諜報・工作をセットで外交と組み合わせて使っています。
日本もこうした動きを権威主義国に対して向けていくべきでしょう。
こうしたことが現実化しなければいいと思います。
できれば外れて欲しいと思っています。
日本にとっては難しい選択を迫られます。
国益のために無理やり参加した第一次大戦、戦略を見誤って失態を晒し
た第二次大戦、直接戦わず・巻き込まれずにどう対処するかを問われる
第三次大戦、日本は冷静に対処できるでしょうか。