今回は、前回に引き続き下記キットのご依頼の報告をいたします。
メーカー:タミヤ
キット名:1/24 スポーツカーシリーズ NSX ディスプレイモデル
製作コース:仕上げコース(外装へのキャンディ塗装あり)
カープラモデルの製作代行依頼は今回が初めてのため、組立説明書の手順に従って塗装、組み立てを段階的に行っていきます。
今回は以下の部位までの製作が完了しましたので、その製作過程について写真を添えて報告いたします。
・ダッシュボード
・内装
・シート
・ドア内側
1. パーツ切り取り、ゲート跡処理、ヤスリ掛け
まずは対象箇所のパーツをランナーから切り出し、ゲート跡処理とヤスリ掛けを行います。
前回と同様にゲート跡は最初に棒ヤスリで出っ張りを削り落とし、その後に1000番の紙ヤスリで磨きます。
ヤスリ掛けまでおこなった各パーツ
2. スジ彫り
シートのパーツは縫い目にあたる溝部分が浅くて目立たず、見た目としても分かりづらく塗り分けもしづらいため、スジ彫りして溝を深くしていきます。
今回はGSIクレオス製のスジ彫り用刃物「Mr.ラインチゼル(下写真)」を使用します。
スジ彫りを行ったシートパーツが下写真になります。
3. エアブラシ塗装(1色目)
スジ彫りまで完成したら塗装作業に移ります。
今回の各パーツでは複数の色を塗り分ける必要があるため、段階に分けて各色を塗っていきます。
各パーツに1色目の塗装を行った状態が下写真になります。
4. エアブラシ塗装(2色目以降)
1色目の塗装が完了したら、各パーツをマスキングして、色を塗り重ねていきます。
ドア、シートのパーツなどでは1パーツ内で3色以上の塗装を行う必要があるため、灰色、黒色など隠蔽力が強い曲から優先して先に塗装してします。
そして、最後に隠蔽力が比較的弱い赤色を塗装していきます。ただし、黒やグレーの色の上からそのまま赤色を塗装すると、下地の色の暗さが影響して赤の鮮明さが薄れてしまいます。そのため、先にシルバーを塗装して、その上から赤色を塗装して鮮明に赤色が発色するように工夫しています。
シルバーを塗装した状態
シルバーを塗装したら、その上から赤色を塗装します。期待通りの鮮明な発色で塗装できました。
赤色を塗装した状態
塗装後にマスキングテープをはがした状態
5. 筆塗装(補修塗装)
エアブラシ塗装が完了したら、マスキングテープで塗り分けた境目で色がはみ出た箇所を筆で塗装して補修していきます。
補修前(赤丸箇所が補修対象の箇所)
補修後(赤丸箇所が補修対象の箇所)
6.メッキパーツ上の部分塗装
当キットでは一部のメッキパーツには黒色などの塗料で部分塗装するように指示されています。ただし、メッキの上から塗料を塗っても乗りが悪いため、じゅんびとしてデザインナイフで塗装対象の箇所のだけメッキを削りとります。
メッキを削った状態のメッキパーツ
メッキを削り取ったら、対象の箇所に筆で色を塗ります。
7. メッキパーツの補修
一部のメッキパーツは視界に入る箇所で下地パーツがむき出しになっています。そのままですと見栄えが悪いため、対象の箇所に銀色を塗って、下地の色が目立たないようにします。
このような作業に最適なツールとして、今回初めて「ガンダムマーカーEX ガンダムメッキシルバー」というガンプラ用を想定したマーカーを使用しました。
使用してみると予想以上にメッキらしい光沢感のあるシルバー色を塗ることができて、下地部分が目立ちにくくなりました。
補修前(赤丸箇所が補修対象の箇所)
補修後(赤丸箇所が補修対象の箇所)
8. デカール貼り
各パーツにデカールを貼り付けます。デカールは水転写式のため、1枚ずつ時間を掛けて貼っていきます(写真なし)。
9. トップコート
内装の各パーツにフェイクレザーに近い質感を与えるために、水性の半光沢スプレーでトップコートを行います。
トップコート後のパーツ
10. 組立て
各パーツのトップコートまで完了したので、最後にパーツを組み立てていきます。今回も流し込みセメント式の接着剤を使用して各パーツを接着していきます。
組立て後の内装パーツ
内装パーツを組み立てたら、前回のパーツと接着させます。
接着後の状態
今回の進捗は以上となります。
次回予告
次回では以下の部位の製作工程について報告いたします。
・エンジン
・カムカバー
・インタークーラー
・リヤアップライト
・リヤホイールハウス
・エンジンフード
懐空工房ではプラモデルの製作代行を承っております。
ご要件に応じてお値段も調整させていただきますので、お気軽にご相談ください。