今日は「節制」となります。
欧州は古来より、四つの枢要徳がありますが、そのひとつが節制です。
日本語では節制なのですが、節度を持って制するというような意味ですが、図像をみると、白黒はっきりしない、天使が杯から杯に水を移し替えるのに身を任せている状況です。
これは自然な心の交流とみます。
過不足がない心の状態、均衡がとれていて美しさすらあります。
問題の火種は、バランスが崩れることで発生します。
自粛が美徳とは言いませんが、自身を律した行動ができており、お相手がいらっしゃるなら、関係性は良好です。
天使の片足が水に浸っています。
二人に不足している部分は天使、集合的無意識からのサポートがあります。
そう思うと、人間の努力はすごく微小なものに感じられます。
一説によれば、人間の堕落は過分な欲望にあったと言われます。
愛と欲望、そのバランスは難しいですね。
何が愛情で、何が欲望なのか。
そんなの割り切れるものではないよ、とグレーの背景色が諭してくれているようです。
また、こんなことを考えている自体、過分な欲望なのかも知れません。
本日も素敵な一日をお過ごし下さい。