9月に入り、朝晩の空気が少しずつ変わってきましたね。
少し早くなった夕暮れ。
夜に混じりはじめた、涼しい風。
そんな季節になると、なぜか昔好きだった人のことを思い出す。
そんな経験はありませんか。
もう何年も会っていないのに、
一緒に歩いた道や話した言葉、ふと見せてくれた表情まで、
急に鮮明に浮かんでくることがあります。
すると、
「まだ好きなのかな」
「連絡したほうがいいのかな」
と、少し気持ちが揺れてしまうものです。
今回は、夏の終わりに昔の人を思い出す理由と、今の自分の気持ちを見分ける方法についてお話しします。
最近なぜか昔の人が浮かんでくるという方は、ご自身の心と向き合うつもりで読んでみてくださいね。
思い出したからといって、未練とは限らない
まず、ひとつ覚えておいてほしいことがあります。
昔の人を思い出したからといって、それがそのまま「未練」とは限りません。
意外とここ、勘違いしやすいところなんです。
人の記憶は、その人自身のことだけを覚えているわけではありません。
一緒に見た景色、その頃によく聴いていた音楽、帰り道の空気、そして当時の自分の気持ち。
いろいろなものが、ひとまとめになって残っています。
だから夏の終わりに、昔と似た風を感じただけで、
「ああ、そういえば」
と、記憶が急に戻ってくることがあるのです。
胸が少し苦しくなったとしても、すぐに未練だと決めつけなくて大丈夫ですよ。
懐かしいのは、その人ではないかもしれない
実は、あなたが懐かしく感じているのは、その人ではないかもしれません。
一緒にいた頃の自分。
毎日が今とは少し違っていた時間。
大切にされていると感じた安心感。
そちらの「環境」や「感覚」を懐かしんでいることも、けっこう多いのです。
■ 未練なのか、自分に聞いてみる
迷った時は、少しだけ自分に聞いてみてください。
会いたいのか。
話したいのか。
今どうしているのか、どうしても知りたいのか。
それとも、
あの頃は楽しかったな。
あの場所、懐かしいな。
そんな気持ちが中心なのか。
この違いを見ていくと、今の本音が少し分かりやすくなります。
できれば紙や、スマートフォンのメモに書き出してみるのもおすすめです。
頭の中だけで考えていると、「好きなのかな」「いや、違うかな」と同じところをぐるぐるしやすいもの。
言葉にして書いてみると、案外あっさり答えが見えることがあります。
もし今日、連絡が来たら?
もうひとつ、こんな想像をしてみてください。
もし今日、その人から突然連絡が来たら、どうしたいでしょう。
すぐに会いたい。声を聞きたい。
そう思うでしょうか。
それとも、
うれしいけれど、今さら会うとなると少し迷う。
何を話せばいいんだろう。
そんなふうに戸惑うでしょうか。
ここにも、今の自分の本音が出やすいです。
思い出す自分を責めなくていい
昔の人を思い出すことは、決して悪いことではありません。
忘れられていない自分を責める必要もありません。
ただ、思い出したことと、今もその人を好きなことは別です。
大切なのは、昔を思い出したかどうかより、「今の自分がどうしたいのか」というところです。
過去ではなく、これからを見るために
夏が終わり、秋の気配を感じる頃は、過ぎた出来事をふと振り返りたくなる季節です。
そんな日は、急いで連絡しなくても大丈夫。
まずは、「私は何を懐かしく感じているんだろう」と、ご自身の心に問いかけてみてください。
過去の相手を見つめる時間が、これからどんな人と、どんな関係を築いていきたいのかを知る大切な時間に変わることもあります。
昔の人を思い出した夜。
それは必ずしも過去に戻りたいという合図ではなく、今の自分の気持ちをもう一度確かめる、素敵なきっかけなのかもしれませんね。
もしもよろしければ占いに頼ってください。