運命を方向づけた一つの言葉

運命を方向づけた一つの言葉

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コラム
運命を方向づけた一つの言葉
自分の運命を方向づけたある言葉があります。
僕が大学を卒業して就職先に選んだ会社はアプラス(当時の社名は大信販)というクレジット会社でした。
アプラスは全国展開をしている会社で、当時は大阪には本社、東京には東京本部があり、人事は大阪と東京の人事部に分かれて採用や配属がされていました。
ただ、入社前の内定者(約60人)が一同に介する合同研修が開催されました。
その合同研修では、少人数制のグループワークがありました。
そのグループワークで僕は、大阪の人間は議論を一つにまとめようとするのに対して、東京の人間は自分の意見を最後まで主張して議論をまとめようとしない、そう感じました。
それまで、そのような人達と接した経験がなかったので、「東京の人間はよくわからない」と思いました。
そして、数日後、僕は人事部に「もし可能であれば自分は東京に配属して欲しい」と電話をしていました。
理由は、理解が出来ない、大阪の人間とは違う東京の人間を知りたいと思ったからでした。
そして、その希望が叶ったのか、入社式当日に発表された僕の配属先は、本来はあり得ない、東京の渋谷支店でした。(その後、渋谷→仙台→大阪→名古屋→東京という転勤と20年間の勤続の後、僕はアプラスを退職しました。)
あの一言が、僕の運命を方向づけた一言になっていたのだと思います。
あの一言が無ければ、今の自分は存在していなかったと思います。
あれから、35年。今、僕は東京から大阪にある言葉を胸に帰郷する事にしています。
その言葉は『違いと変化を楽しむ』です。
今度の違いは、単なる東西の違いではなく、一人一人の違いを知りたい、そしてその違いを楽しみたい。そのような気持ちでいます。
4月からの新しい生活の準備の為、今日の夜行バスで数日間、大阪の実家に帰省します。

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