【AI】AIに修正を頼むたびに別の場所が壊れるという話

【AI】AIに修正を頼むたびに別の場所が壊れるという話

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AIで作ったホームページの、気になるところを直してもらった。そこはきれいになったのに、今度は別のページの見た目がおかしくなっている。それを直してもらうと、また別の場所が崩れる。気がつけば、最初よりも状態が悪くなっていた。こうしたご相談は、とても多くいただきます。

AIに頼めば「ここを直してください」の一言で修正してくれますし、返ってくる説明も自信に満ちています。一か所ずつ頼んでいけば、いずれ全部が整うように思えます。

正直にお伝えします。この「一か所ずつ」の頼み方が、別の場所を壊す原因になっていることがあります。

ホームページは、ページごとにばらばらに作られているわけではありません。文字の大きさや色、余白の取り方などは、サイト全体で共通の決まりとして、サイトの中身の文字(コード)にまとめて書かれていることがほとんどです。ある場所だけを直そうとして、この共通の決まりを書き換えてしまうと、同じ決まりを使っている別のページまで、まとめて変わってしまいます。

AIは、あなたが指さした一か所については丁寧に直してくれます。けれども、その直し方がサイト全体にどう影響するかまで見渡しているとは限りません。AIが見ているのは、あなたがそのとき伝えた範囲だけということが多いのです。

さらに、直し方の答えは、聞くたびに変わることがあります。前回と違う方法で直されると、前の直しと今回の直しがぶつかって、どちらも中途半端に効いている状態になります。こうなると、崩れの原因は「最初に何が悪かったか」ではなく「どの直しとどの直しがぶつかっているか」に変わってしまい、AIに聞いてもますます複雑になっていきます。

ここで大切なのは、この状態になっても、作ったものが無駄になるわけではないということです。土台は残っています。必要なのは、これまでの直しの中で「効いているもの」と「ぶつかっているもの」を切り分け、どこから整理すればよいかの順番を決めることです。順番さえ決まれば、ゼロから作り直さなくても、落ち着いた状態に戻せることがほとんどです。

ひとりで直し続けると、直した回数が増えるほど、後から見る人にとっても原因がわかりにくくなります。手を加える前に、いまの状態を一度見てもらうほうが、結果として早く済むことが多いのです。

だからこそ、直すたびに別の場所が壊れると感じたら、次の修正を頼む前に、どの直しがぶつかっているのかを切り分けてもらうことをおすすめします。

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