GPT-4が、教育史の「できない」を変え始めた

GPT-4が、教育史の「できない」を変え始めた

記事
コラム
生成AIが注目され始めた当初、多くの人は「文章を書くAI」という印象を持っていました。

しかし、その可能性にいち早く注目した教育者たちは、別の問いを立てます。

「もしAIが、一人ひとりの家庭教師になれたらどうなるだろう。」

この発想は、教育界にとって非常に大きな意味を持っていました。

一人の教師が数十人を見ることは難しくても、AIなら一人ひとりと対話できます。

理解できなければ別の説明をする。

前の単元へ戻る。

理解したら次へ進む。

これまで理想でしかなかった個別指導を、多くの子どもへ届けられる可能性が見えてきたのです。

こうした考えをもとに、教育分野でも生成AIの活用が始まりました。

その代表例が、世界中で利用されているオンライン学習サービス「カーンアカデミー」です。

ここではGPT-4を活用し、新しいAI家庭教師の開発が進められました。

その名前は、「Khanmigo(カーンミーゴ)」。

教育のために設計された、新しいAIチューターです。

では、このAI家庭教師は、従来の学習アプリと何が違うのでしょうか。

その最大の特徴は、「答えを教えない」ことでした。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す