ジブリとタロット

ジブリとタロット

記事
占い
占いって、迷ってることがあるのでそれについてどうなんだ、
ってことでご依頼いただくことが多いとは思いますが、
それで望まない結果を言われてダメ出しされたがってる方は、
いるとしても少ないと思うんだよね。

私はカードが言ってることを右から左に伝書鳩してるので、
きっつ!と思う結果もなるべく表現には気をつけてるけど、
そのままお伝えしている。

最近望まれてる結果とは100%違うんだろうなあと思うようなことが
何件か続いてあり、客観的第3者として見て、
また不思議なタロットちゃんのご意見としては、
いまはそれを受け止めることが必要、正解、
それが結局幸せへの道に繋がるんだよ〜と思ったりするんだけども、
お気持ちを考えると、
単なる人間メオとしてはそんなこと言われても、だよね・・・
と思ったりする。

なーんてことを考えてたらふと思い出したシーンがありました。

アニメのジブリ作品、”千と千尋の神隠し”の冒頭なんですが、
この物語は千尋とその両親が異世界に紛れ込むところから始まり、
両親が家畜になってしまった千尋は一人だけ逃げ出すこともできず、
助けてくれるこの世界の住人ハクからおにぎりを差し出され、
食べるように言われます。

ーーーおにぎりシーン詳細・知ってる方は次のーーまで飛んでOKーー

食欲のない千尋は断りますが、優しく勧められておにぎりを口にします。
最初は本当に石を飲み込むようにおにぎりを食べる千尋ですが、
そのうち空腹に気づいたのか、ガツガツ食べ始め、
やがて泣き出します。

さらにはハクが
”辛かったね”
と声をかけるので、もう堰を切ったように号泣してしまう。

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ジブリ作品はファンが熱心に深掘りすることもあり、
このおにぎりについても諸説あるようですが、
私が以前聞いて一番納得できたのが、
”異世界で生きていくためにはその世界のものを食べなくてはならない”
ということで、様々な神話や伝説、日本神話などにも異世界の食べ物を食べるという逸話があるそうで、その世界に受け入れられるための大切な儀式、
という話です。

私はこのシーンのことを考えただけで涙がじわっと出てくるし、
実際結構人生が辛い時にたまたまDVD買って見たので、
初見の時はわけわからんまま号泣しました。

思うに、これは事実を受け入れると決める、
特に自分にとっては受け入れがたい状況、
そしてそこからまた幸せになるために奮起しなければならないことも
受け入れる儀式なんですよね。

こんなに無力感でいっぱいなのに立ち向かわんとあかんの?
っていうか辛いわ悲しいわ 
なんでこんな目にあわんといかんの?

という不条理感みたいなもの、納得できない気持ちも一緒に飲み込んで
元気を出す、少なくとも元気を出すと決める作業・儀式なんではないかと思います。

おにぎりを渡す時、ハクは
”元気が出るようおまじないをかけた”
と言い、実際ハクは不思議な力をもつキャラクターなので、
おまじないをかけてるのかもしれないのですが、
かけてなくてもおにぎりくれて、辛かったねと言ってくれるだけでも、
飲み込む勇気は出るんじゃないかと思う。

ハクみたいなイケメンじゃなくて恐縮だけど、
私もとても飲み込めないことを飲み込まなくてはならない時には、
ハクみたいな存在でありたいなと思います。

そんなこと言ってても仕方ないじゃーん食えやー!とおにぎり押し込んだり
これ食べないことにはどうしようもないよ食べなさいよとおにぎり投げたり

しません(´⊙ω⊙`)


なお ジブリでもう一つ泣けるシーンがあり、それは
ハウルの動く城冒頭で老女に変身してしまったソフィーが

もうここには居られないわね

と呟いて旅立つところです。

この2シーン、千尋の方は泣く要素あるけど、
ハウルの方は全然そんな感じじゃないし、ソフィーのテンション自体、
嘆く感じじゃないんですが、
なぜか私はもうここで大号泣ですよ。

これなんでかなーと思ってたんだけど、

とても受け入れられる状況ではない中で、
生きていくために受け入れがたいものを飲む、
状況の変化を受入れて、それに応じて自分が変化することを受け入れ
立ち向かうことを決めた

こういう場面だからかなと思います。

そう思えるように、そう思える勇気が出るように、
おにぎりを渡せる占い師でありたいなと思う次第





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